商人塾の報道

 商人塾については、よく新聞で取り上げられます。殆ど地方版ですが通常の商店街活動の報道とは比較にならないスペースを使って報道されることが多いようです。
どこの商人塾でもおおむねリンク先の記事と同じくらいの扱いになっています。
(日曜日には地元佐賀新聞で錦通り商人塾が大きく取り上げられました。後ほどアップします。)

 どうしてこういう扱いになるのか?
理由は明白でありまして、“新聞の読者が期待しているニュースだ”と取材する記者さんが判断するからです。

 商店街活性化についての市民の期待は、
※慣れ親しんだ地元の街、なんとか活性化してもらいたい
ということに集約されると思いますが、反面、
※いくらお金を掛けても変わり映えがしない
※街はきれいになっても個々のお店のシャッターの内側は変わらない
という意見多いことは周知のところ、個店のシャッターの内側を変えていく取り組みが強く望まれています。

 こうした情況において取り組まれるのが商人塾ですね。
有志が結束して個々のお店の売場を「買い物の場」として再構築する、まずは、
「お店の内外をきれいにする」
「商品の陳列は適量を見やすく」
「専門店らしい・おもてなしを兼ねた接客を」
という三点セットに取り組むわけですから、お客さんたちにとって“待ち望んでいた取り組み”であることに間違いはありません。

 記者さんにとっても、こういう取り組みに対する市民・読者のニーズは先刻承知のところ、個人的にも“活性化への道”として納得できる取り組みですから報道にも力が入ります。
新聞に対する評価もアップしますからね。

 こうして報道は塾生さんたちが予期した以上の扱いとなるわけで、その結果、これまた予期していない効果がいろいろと現れます。
お店にはお得意さんから“新聞見たよ、頑張ってるね、応援するからね”と電話が掛かってきます。
“一度来てみたかった”といいながら一見さんが訪れます。
商業振興課は市会議員さんから「いい事業を始めた」と評価の声。
新聞報道は宣伝広告とは比較にならない効果をもたらします。ご承知のとおり。

こうして商人塾では“取り組みについての報道と個店の取り組みは不可分”ということが当たり前のようになっています。
報道以後もちょくちょく街をチェック、フォローの記事もこれまた常識外の扱いとしてくれる記者さんもあります。

 新聞は読者の期待する記事を報道する、というマ-ケティングの原則を踏まえれば、報道されたかったら読者が期待している記事の材料を提供せよ、ということになります。
読者が商店街に期待していることとは何か?
SCなどでは満足できない質の買い物が堪能できる買い物行き先としての再興。

 この一点をはずした、例えばアーケードの脱着などのニュースがお客の心に響くことはありません。
ハード事業の報道には必ず「シャッターの内側」のホンモノの取り組みが平行して報じられること。
報道を繁盛につなげるためのノウハウですが、もちろん、商売繁盛を目指す商店街・商店主にとって「シャッターの内側の改革」は言われるまでもなく、取り組まないとせっかくの事業の成果がゼロになってしまう「事業のキモ」ですね。

コメントの投稿

非公開コメント

有限会社クオールエイド
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ