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各地の取り組み

 これまで商店街の勉強会・単年度の商人塾などで招かれたことのある都市の中心市街地の状況はいつも気になっています。
いくつかの都市のサイトを回ってみました。

 サイトで見る限り、どこもあまりうまく行っていないようですね。
勉強会当時、『基本計画』なども見せてもらったところでは、「こんな計画、本気じゃないですよね」と思わず感想を述べたような施設整備が実際に行われ、結局、所期の成果を挙げられないまま、全体としての・運動としての商業の活性化がほとんど進展していない、というところもあるようです。
「まさか本気だったとは・・・」と思わずうなってしまいましたが、ほかはともかく、「施設整備」だけは順調に進むものなんですね。

 takeoは『基本計画』の作成・推進を支援したわけでありませんが、なかには勉強会と平行して計画つくりが進められていたという都市もありました。
本来なら勉強会の成果を計画に反映させるべきところ、両者がまったく関連無く進められ、両方に関わった商店街のリーダーさんたちもせっかく修得した理論を元に計画作りを主導すべきところ、寂として声無し、だったということもあったようです。
 勉強会の参加者は「商業理論抜きの商業の活性化は、絶対にあり得ない」ことを確信していたはずですが・・・。

 結局、商店街の皆さんはせっかく勉強したのに、その成果を中心市街地活性化の実践に反映させられない。勉強~個店レベルの実践を通してやっと見えてきた「活性化への道」も大勢に抗しきれず、今日に至ったようです。
商店街の取り組みも元の木阿弥でしょうか・・・。
残念なことです。

 中心市街地活性化の推進はTMO体制(四者体制)を再編・再構築し、これを司令塔に商店街・商業者がその命運を賭けて取り組んでいく、という他に道はありません。
商店街だけで何とかがんばって実績を作る、そうすればTMO体制が後に続くだろう、というのは論理的には考えられますが、実際には難しいことをこれらの事例が示しています。

 新基本計画の策定を通じて四者(商業者・行政・会議所・TMO)が「中心市街地・商業活性化のシナリオ&計画」について合意しなければならない。このことについては妥協の余地はありません。

 ということを考えれば、あるべき都市外からの支援とは、中心市街地トータル・計画策定準備段階から推進体制が軌道に乗るまで・3年間程度のスパンで・「TMO体制」全体を強力にバックアップする、という「総合的・一体的支援」です。
TMOが中心市街地の活性化の推進について名実ともに「TMO体制」の〈司令塔〉の位置を確立する、取り組みが軌道に乗るまでにはその程度の時間と外部からの支援が必要です。

 ということは、当サイトの記事を読んでいただけば自ずと了解されること思います。

 まず、『基本計画』のうち「商業の活性化」については、
①商店街の「買い物の場」としての再構築が目的だ
②事業は商店主の自助努力がメイン
で組み立てる・そのプロセスを通じて活性化実現のシナリオの合意を形成する。これが絶対条件です。

 サイト巡回の教訓:
 計画は「商業者による商業者のための商業者取り組む商業活性化計画」であると、関係各方面が一致して認める内容でないと役に立ちません。
もちろん、そういうレベルの計画を作る、それも商業者の意見をきっちり反映させた計画を、ということですから、あれこれおと意見を開陳する前に商業者はしっかり勉強して、“これなら取り組める”と自信をもてる「繁盛への道」を確立しておかなくてはならない。
勉強していない商業者の意見をあてに計画を作るなどというのは、あってはならないこと。もちろん、商業者の意見を反映しない計画も同様ですけど。
もって他山の石、新しい計画つくりでは同じ轍を踏むことの無いようくれぐれもご留意あれ、総括・反省抜きの取り組みでは結果も従来どおり、ですからね。

 一部、「当て職」で参加している声の大きな人に言い負かされて、しぶしぶ付いていった結果が空洞化のいっそうの進展・・・。
文句を言おうにも、声の大きかった人は、大過なく無事退職した後・・・。
 といったこともあるいはあり得るのではないか、ということで、ホントに自分の商売の命運を中心市街地の活性化と「総合的・一体的」に考えるのなら、いいたいことはどんどんいわなくちゃ、とまぁ、こんなこと大のオトナにたいして思ってどーする、ということではありますが、サイトを巡回していたら思わず、思ってしまいました。

 これから取り組む『基本計画』の出来映え、こんどはもうどこからみてもラストチャンス、これでしくじったら、も~ど~にもなりませんからね。
おバカな計画を作って役目済ましなんかしていると末代までの恥さらし、都市及び周辺の非・中心市街地からはこっぴどく非難されることは間違いありません。

 ということで、あらためて当社の業務のご紹介。

中心市街地活性化の実務はTMO体制による牽引が不可欠であり、かつ、TMO体制の推進には、外部から理論的・技術的・総合的な支援を確保することが必要であると自覚されている各位へのアピールとして。


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