基礎体力の転換 言い出しっぺはだれ?

 地殻変動期、各界各層で露わになっているのは、従来的状況に対応する能力が劣化・陳腐化しているということ。
商店街、中心市街地に限りません。

 思考停止・判断停止、行動だけは一見それらしい形式に則っているかのようですが、一皮めくれば恐るべき惨状を呈しています。

 これはぼけっとしていれば危機ですが、ちゃんと意識して「転換」を志向すれば、転換にとっては好都合かも知れません。
もちろん、シナリオと推進勢力は不可欠です。

 商店街の場合。
基礎体力の欠乏あるいは状況とのミスマッチは、当サイトがことあるごとに指摘しているところですが、このところ、問題意識を共有する人が増えているように感じます。
商店街活性化は、どん詰まりに来ておりましてもはや「後がない」状態、一日、一刻も早く新たなステージに向けて転換しなければならない。
 タイミング良く転換をリードする人が出現すれば、スムースに新しい方向と方法に向かうことが出来ます。
商人塾に取り組んでいる商店街・中心市街地の多くが新しいステージをめざしています。
幸いなことに、毎年、取り組みをスタートさせる都市・商店街が増えています。

 一方、基礎体力の転換~自助努力の方向と方法の転換が必要だと分かっていながら、個別の事情からなかか新しい取り組みがスタートできないところも多いようです。

 スタートしたところのスタートまでの経緯を振り返ってみると、
①従来的取り組みの「不毛性」を痛感している
②繁盛実現には個店・シャッターの内側の転換が不可欠
③取り組むには基礎体力の転換が必要だ
④新しい取り組みは、取り組みが同時に基礎体力の転換・向上を実現するものでなければならない。

 ということで、当サイトに巡り会い、曲折を経て商人塾の開催にこぎ着けた、ということですが、「曲折」について。

流れとしては、
①当サイトの存在・主張について「この人は」と思う人に紹介、賛同を得る。
②単発の勉強会を企画、可能な限り参加者を集める
③勉強会で「基礎体力の転換」~「商人塾の取り組み」を提案
ここまでワンセットです。

次の段階。
④熱が冷めないうちに「商人塾の実施」について、正規の組織決定を獲得する。「組織主催・参加は有志」というのがキモ。

 ということで、一部始終について当社と連携して取り組むことが成功のコツです。“分かった、商人塾だな”と自分たちでセッティング、準備万端整えた後で当社を招聘すると、往々にしてスタート後では修正が困難な手落ち間落ちがあったりします。
くれぐれも「ほうれん草」は一から十までしっかりと。

 取り組みたい、取り組まなければと思いつつも、仲間の顔をあの人この人思い浮かべると、これは賛成よりも「時機未成熟」を指摘され、無期延期の羽目に放り込まれそう、これまで提案してきたあれやこれやの顛末を思い出すと、なかなか踏み出しにくいわけですね。

 そこで、同伴団体・組織の担当者さんの出番です。
端から見れば、基礎体力のミスマッチ」は歴然、これをなんとかしなくては何をやっても最終目標を達成することはできません。
“個店・商店街の基礎体力の転換”は、「基本計画」作成当時はともかく、今となっては喫緊・不可欠の課題であることがはっきりしているのではないでしょうか。
あなたがどういう立場であれ、いやしくも「商店街・中心市街地活性化」の推進を担当しているならば、このことから目をそらすわけにはいきません。
(そらしている人が多いのですが、タウンマネージャーさんとか)

 シャッターの外側において、どんな画期的な事業に取り組み、成功させてもその結果「商店街としての賑わい」が再生されるということはありません。全国各地の事例がセキララに実証しているところ、シャッターの外側の取り組みを成功させるには、シャッターの内側・個店の業容転換が絶対条件です。

 タウンマネージャーなど外部から招聘されて商業の活性化の指導支援にあたるポジションにある人は、今後、「基礎体力」に関わる問題情況・基礎体力の転換が不可欠であることを指摘し、対応施策を講じることが「立場としての任務」になっていることに早く気づかないといけません。

 いずれ“うちはなぜ取り組まないのか、いつになったら取り組むのか”という声がわき上がるかも知れません。

 ということで、「基礎体力の転換」というもっとも重要なかだいについて、“気づいていない・気づいても気づいていない振りをする”という「基礎体力」では中心市街地活性化は「かけ声」と「無駄遣い」のうちに計画期間を終了、後にはもはや手の打ちようがない商店街・中心市街地が残ることになる・・・。

 中には、エラソ~に“やる気のあるものだけ支援する”などとふんぞり返っている人士もいるようですが、何を抜かすか(笑、あんたがそういうポジションにあるのは誰のおかげか、胸に手を当てて考えてみたら。
自助努力の転換に自力で取り組める商店街・中心市街地だったなら、あんたの居場所なんか初めからからありませんよ。


 今週は、新しい商人塾がスタートします。
そのご紹介はあらためて。 

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