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転換期の中心市街地活性化

 資本主義開闢以来の大転換期の真っ最中、活性化が上手く行かないのは“百年に一度の大暴風雨”のせいだ、と責任転嫁する人がこれからドンドン増えてくるわけで、来年の「中間総括」の内容はすでにキマリですね。

 われわれが日々目の当たりにしているのは、
「大衆消費社会の終焉」
でありまして、これは一国規模での“坂の上の雲”であった消費財の普及というビジネスチャンスが飽和してしまったということで、したがって「普及型流通業」はもうお終い、破裂に関係なく従来型流通業はおしなべて劣化スパイラルに突入しています。

 デリバティブの破裂は、これまでの社会経済のパラダイムが無効になったことを象徴する事件です。
大衆消費社会=「巨大生産~強制消費」システムが終演したということは、とりもなおさず、これまで支配的だったものの見方・考え方が役に立たなくなった、というか、従来的なアタマの使い方では直面している問題を解決するどころか、解決のための取り組みそのものが新しい・困難な問題を惹起することになります。

 今、緊急に確認しなければならないことは、
①前代未聞の経済社会の変化がどんどん進んでいる
ということであり、
②これまでのものの見方・考え方では対応できない
ということであり、
③新しいものの見方・考え方に立たなければならない
ということです。

 したがって、
①これまでの取り組みに+アルファをくっつける とか
②これまでの知識・技術に+アルファを増やす
といった取り組みでは「暴風雨」をしのいで新しい繁盛を実現することは出来ません。
このことをしっかり自覚しないと「繁盛への道」も「活性化への道」も切り開くことはできません。

 わが商人塾は、スタート時点ですでに“大転換”を織り込み済みですから、繁盛への道を切り開くことに成功している人は、引き続き客数・客単価のアップが続いているはず、今後とも自信をもって店づくりの転換に邁進してください。

 「ラグジュアリィへの転換」は、これまでのところ、「大転換の時代」を織り込んでいる唯一の中心市街地活性化への道ですからね。昨日今日言い出した「反・新自由主義」などとは志も立ち位置も雲泥の差です。

 ということで、来年の中間総括において“百年に一度の暴風雨のせい”というレポートを書きたくなかったら、百年に一度の暴風雨を千載一遇の「チャンス」に変えるものの見方・考え方を装備することが絶対条件です。
ウソだと思う人は来年の今ごろ、あらためて当記事を参照してください。

 もちろんそのころ、当サイトが提唱する活性化への道を採用した中心市街地・商店街・個店群は、新しい繁盛への道を驀進していることでしょう。

 ということで、デリバティブ恐慌の出来は、既存の経済学・経営学・商業理論のオール見直しを要求していますが、新しい提案はまだ先になりそうです。
というか、誰かホンキで見直している人がいるのでしょうかしらね。
もちろん、こういう人は論外です。
「自壊」したのは資本主義ばかりではなく、中谷さんの理論も。

ご本人曰く、「懺悔の書」だそうですが、その前にどうして懺悔しなければならないことになったのか反省してください。「懺悔」って“私が悪うございました。ごめんなさい、二度といたしません”ということですからね。

 二度と間違った旗を振らないことを信じてもらうには、
なぜ間違った理論を信じてしまったのか?
今度の理論は大丈夫となぜ言えるのか?
というあたりをきちんと説明しなければならない。
こういう作業を経てはじめて新しい旗を振ることが出来るのであって、まあ、「恥」という言葉を知る人なら右から左へ新しい旗を担ぐわけには行かないと思うのですが・・。

 ということでこれから当分、本屋の店頭には「懺悔の書」の同工異曲が並ぶわけですが、経済・経営に関する提案を見極めるについては、
“提案を採用すれば中心市街地は活性化出来るだろうか?”
と考えてみるのは絶妙の基準です。

 転換期、誰かの後にくっついて行けば乗り切れると思ったらどちらさんも大間違いですからね。
“目からウロコが落ちた”と思ったら実は“アワビの殻”で覆われていた、ということになりかねません。
目からウロコを落とすのも結構ですが、“どうして落ちたと言えるのか?”ということがきっちり説明できないとホントはアワビに騙されているのかも知れません。

 騙されているかいないか、商業者なら自店のレジの鳴り具合に注意していれば、もちろん、たちまち分かることですね。
商業者は、「レジ」というなかなか他では得難い分別器を装備しているわけですから、せいぜい活用してください。

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  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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