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空中ブーメランはバブルへの道

 エコカー、地デジテレビを買えば補助金、という「内需拡大」は、これはアッという間に東京へ回収されてしまう「ブーメラン内需」であり、もちろん、地方経済・産業活性化のカギとなる「地域中小企業の設備投資」とはなんの関係も持ち得ません。

 輸出産業は救済されるでしょうが、その結果が国内の経済活性化につながるシナリオは描かれていないのではないか?
東京に舞い戻ったお金は、どこへ行くのか?

 ということでありまして、地方を主役とする「お金の循環」を再構築(というか新構築ですね)しないと、現下の「百年に一度」が上手く?収拾されたとしても次のバブルは必然です。
そのまた次もバブルです。

 地方都市の経済的足腰の強化が課題であり、中心市街地活性化の定義:
①都市機能の向上
②経済活力の向上
は、当社が提唱する都市経営の目的:
①住民のための生活環境の充実
②住民の所得機会の確保
からすれば、都市全体の経営課題そのものです。

 中心市街地は、活性化に成功してその実践ノウハウを都市全体で共有することで、都市活性化への貢献が期待されているのですが、「通行量」などを念頭に置いて行動しているようではものの役には立ちません。
このような省思考からどういうシナリオで脱却するかということが課題になっているわけですが、これがご承知のとおり、なかなか難しい。
「数字を挙げれば現実的」といった省思考がはびこっていますからね。

 一日も早く“都市活性化を牽引する中心市街地活性化”の実証事例が出てこなければ、日本全体がお先真っ暗から脱出することは難しいと思いますが、さて、どこが先陣を切るのか、体制づくりが全国いくつかの都市で模索されています。

 先発する都市は「試行錯誤」が可能ですが、後れをとった都市は「成功しないと挫滅」という過酷な条件に直面することになります。

 活性化をめぐる都市間競争はすでに始まっており、これからさらに激化していきます。
幸か不幸か、現在のところ、アドバンテージを保っている都市はありません。既存の条件を問わず、どんな都市でも周囲の都市を尻目に(というか周囲の都市を顧客に)活性化を実現出来る、というのが現在の状況です。

 中心市街地活性化の取り組み、現下の状況において「都市の活性化を牽引する」という位置づけでないと成功出来ないのですが、御市の関係各方面、このことがちゃんと理解されているでしょうか。

 ちなみに、活性化の「周辺事業」として取り組まれる中味の吟味を欠落した施設の整備をはじめお金の循環につながらない施策は、もちろんブーメランの仲間です。
お金は確実に戻っていくが、都市に残るものはと言えば・・・・?

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  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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