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ポスト工業社会の素描

 ポスト工業社会

takeoは「時間堪能型社会」を意識的に指向すべき、と提案しています。
ご承知のとおり。

 これはけして「なったらいいな」ということでは無くて、明確に意識的に指向・実践することが必要です。
シナリオは未定ですが。

 商人塾の繁盛成功事例は殆ど「時間堪能・ラグジュアリィ」を指向した業容構築を実践中のお店、少なくとも中心市街地に立地する中小小売店がめざすべき方向であることは実証されています。

 ちなみに、ポスト工業社会、米国流は「金融資本主義」でしたね。
その理論的支柱はミルトン・フリードマン『資本主義と自由』
本人は自称リバータリアン、それも限りなくアナーキストに近いポジションでした。

 日本では新自由主義。“規制緩和・何でも民営”で一時我が世の春を謳歌しました。
もっともラジカルだったのがちょっと前になりますが、笠井潔の『国家民営論』

 実際の事例をもとに反駁している(笠井本を意識して書かれたものではないが)のが本山美彦『民営化する戦争』
本山先生のアンチ新自由主義は筋金入りでかつ非常に分かりやすい。
『格付け洗脳とアメリカ支配の終わり』
最果ての資本主義:金融資本主義はネズミ講だったわけですね。
米国流資本主義はクローニーであることを関係者の実名を列挙して論証しています。

 欧米流クローニー資本主義批判といえば:広瀬隆『赤い楯―ロスチャイルドの謎―』『世界金融戦争』が嚆矢。

 ということで、最後は資本主義もはや成長無し
佐伯啓思『成長経済の終焉』
佐伯先生、次のように書いています。
“・・・・様々な限界を突破して、無限に拡張するという資本主義の運動は、工業社会の枠組みの中においてはすでに限界に達しているのである。とすれば、人口減少、「豊かさの停滞」に入る「ポスト工業社会」の展望は、この資本主義の展開には限界がある、という点から出発しなければならない。それはグローバルな市場主義によって導かれるのではなく、将来の社会像を展望した「公共計画」によって誘導されるものでなければならないのである”同書292ページ

 佐伯先生の分析はまことにそのとおりだと思うのですが惜しいことに「将来の社会像」が展望されておりません。

 ということで、あらためて「ポスト資本主義社会」
「ラグジュアリィ=時間堪能型社会」へ

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