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資本主義、現在直下の課題とは

 資本主義にとって経済学とは何か?

とあらためて考えてみますと、これは当然「資本主義のアイデンティティ」すなわち、自己認識でなければならない。
資本主義とは何か? これが資本主義経済学が解明しなければならない課題ですが、残念なことに解明されておりません。

というか、始祖アダムスミス以来問題設定を誤り、「暗中蒙断」をもっぱらにしているのが経済学の現状です。
自己認識を誤れば、自己実現の方向と方法も当然のことながら誤るわけでありまして、何ですか、経済学の目指すところは「格差社会」「世界の二極化」と言うことでよろしいんでしょうか?
 経済学者の言を聞いていますと、新自由主義+セイフティネット以上の現状認識~処方はでてこないようですが、はたしてそんなことでいいのでしょうか?
そもそも市場経済の根幹は「所得」ですから、現代資本主義最大のテーマは「雇用の安定」なのですが、おバカな学者、実務家はこぞって雇用の輸出に狂奔してきた。その報いが恐慌(とはだれもまだ言わないが)です。
アダム・スミスは何故重商主義を批判したか?
重商主義とはグローバリスムのことですからね。貿易などは一国資本主義の余剰分でいいのです。

 当サイトでも多用している「百年に一度の大暴風」という不況について、「どう問題を立てるべきか?」と言うレベルに取り組んでいる経済学者、アナリストはいないようですね。

経済学は資本主義社会における経済の自己認識でなければならず、そうしますと、好むと好まざるとに関わらず、百年に一度の大暴風雨についても、その情況や直接の原因の解明などに止まらず、あるいは「セイフティネット」といった「新自由主義」をフォローするかのような彌縫策談義をもってこと足れりとするのではない、「資本主義社会の自己認識としての経済学」へのチャレンジが必要になっているのではないか、と思われます。

 今や「原理論」こそが問われる情況にあるのだ、ということは中心市街地活性化の領域に限られることではありません。
資本主義社会が直面している問題情況の一環、現れとして中心市街地・都市経営の問題があり、一国~世界経済活性化という課題への対処が問われている、ということを理解しておくことが必要だと思います。

 皆さん既にご承知のとおり、あれこれと処方をバーゲンすることが仕事のはずの経済学者が、こと中心市街地活性化については、有効的な処方・方向と方法を提唱することが出来ません。
どうしてでしょうね。
 経営学者も同様で、たまに目にする提言は住む人。来る人を増やすとか、SCと差別化を図れ、といった程度。話になりません。

 百年に一度の大暴風雨は、既存の経済学・経営学を一挙に破産させました。このことにしっかり気づかないといけません。
新しい方向と方法には新しい経済学が求められていますが、どこにあるのでしょうか。

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