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基本計画見直しの課題

 既報のとおり、これから認定基本計画の年次ごとの総括が始まります。
一年目の総括ではほとんど計画の見直しにまで踏み込んだものはなかったようですが、二年目ともなるとそうもいかない、というところが出てくるかも知れません。
二年目の総括を迎える都市にとって、本来であれば方向と方法に自信を確立、取り組みに拍車がかか段階となるべきところ、実際はどうでしょうか。

 中には「責任」が云々されるケースもあるかも知れません。
どうして活性化できないのか、犯人捜しです。
擬せられるのはおおむね商業者と決まっておりまして、これまで基本計画の説明会も組織の活性化も、もちろん、基礎能力を確立するための事業の取り組みも、ぜ~んぶ放棄したままだったのに「商業者の意欲が不足している」などと指摘されたりする。商業者は堪りません。
で、「意識の改革が必要」などということになり、意識改革のための勉強会などが企画される。
講師はもちろん「成功事例」のリーダーさん。
結果は掌を見る如く自明です。

 さて、多くの基本計画は、「中心市街地活性化実現のシナリオ」という本来の性格を十分備えていないように見受けられます。
期間中に実施する事業群が羅列されているだけという計画もあるようです。
数値目標も問題でありまして、見直しの基準となる数値目標は、シナリオ~年次ごとの目標を設定し、さらにそれを数値化する、という手順で決定されていないと、事業取り組みが目標達成に接近しているのかどうか、年次総括の機能が果たせません。

 数値目標の達成状況と商店街の商業機能の実態を「活性化の実現」という最終目的に照らして考えれば、「計画の見直し」という課題が不可避であることに気づいている都市もあるかもしれません。

 数値目標の達成状況の総括から遡及して基本計画そのものの見直しという課題に行き当たらないと最終目的は達成できない、ということです。

 年次総括の作業は関係各方面がこのことに気づく唯一の機会であり、本気で総括に取り組むならば好むと好まざるとにかかわらず、計画そのものの見直しの必要性に対ついて検討しなければならないはずですが、さて、この課題に取り組む都市がいくつ出てくるでしょうか。注視したいと思います。

 今年の年次総括は、数値目標の達成状況というレベルに終始するようでは次年度以降の取り組みに赤信号がつきます。
いうまでもなく、活性化が進展しない原因を掴むことは必要ですが、「犯人探し」などは時間の無駄です。早い話、「犯人探し」などにうつつを抜かすようでは問題がまったく理解できていないといわざるをえない(もちろん、取り組みの自省的な総括が出来ないところに比べるとずっとマシですが)。

 ぶっちゃけ、年次総括を自分たちだけで済ませようというのは基本的に間違いでありまして、いつまで経っても活性化実現の可能性が見えてこない基本計画を持っているtころは、「総括」に外部のスキルを活用されることをお奨めします。
いち推しはもちろん当社です。
たぶん他に「中心市街地活性化基本計画」の年次総括を効果的にすることが出来るのは当社以外にはないと思います。それとも心当たりがありますか?

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