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「時期未成熟」という常用 ORZ

 中心市街地活性化、事業が着実に進展しているところもそうでないところも、一様に陥っているのは、商店街の活性化の低迷、すなわちお店の内外に賑わいが生まれていない、ということです。
旧整備活性化法時代以来、否、「法」制定のずうっと以前から、多種多様なソフト&ハードの事業に取り組んできたにもかかわらず、これは一体どういうわけか?
 最近斯界に異動してきた人でなくともため息が出るところであります。

 理由ははっきりしておりまして。
多年にわたり取り組んできたソフト&ハード両面の各種事業を活かすために不可欠である「繁盛店づくり」がまったくと言っていいほど進んでいない。商店街でいくら集客イベントに取り組み、景観整備に取り組んでも肝心の「買いたい物・買いたくなる物」が買いたくなる条件のもとに提供されていなくては消費購買行動の対象になることは出来ません。当たり前の話です。

 「売場の整備」はどうなっているか?
ご承知のとおり、“商業者はその道のプロだから”“外部からとやかくいうことは出来ない”ということを口実にみごとにスルーされています。

 商業者が「店づくり」のプロであり、外部からとやかくいう必要もないレベルにあったなら、現在のような商店街の惨状は起きなかった、ということには思いがいたらないらしい。
ソフト・ハードの事業の成果を挙げるには、すなわち、書台木を活性化するには、商業者が「自店を繁盛に導く方法」を修得し、実践すること、さらにいえば意欲を奮い起こすことが先決です。
まず、商業者が「その気になる」・「その気にさせる」ことが最優先の課題です。

 わが商人塾は、そのために準備されているほとんど唯一の機会ですが、実際に取り組むには問題があります。

 その第一は、“なるほど、確かに取り組まなければならないことは分かるが、うちの商業者にはその準備が出来ていない。熟度が低いので時期尚早だ”という意見が必ず出ること。
その根拠は“これまで幾度と無く講習会を開いたが参加者が少なく、さらにその結果がお店に活かされていない”ということです。
こういう状態にあるわが商店街に3時間×10回などという長丁場の勉強などゼッタイにあり得ない、というわけですね。

 二つ、疑問があります。
第一問・“じゃあ、いつになったら時期が到来するんですか?”
   “時期を引き寄せるためにどういう手だてがありますか?”
ということ。放っておけばさらに劣化スパイラルが進むことは明らかですが、どこまで落ちても“だから、店づくりに取り組もう”という機運が盛り上がってくることはありません。
そうしている間にも、転廃業は続出、スパイラルの速度は増すばかり・・・。

第二問・これまでさんざん勉強する機会を作ってきたといわれるが、その機会というのは本当に“これに取り組めば繁盛再生の可能性がある”と自信を持って勧奨できるものだったか?
ということです。開催にあたっては、誰が計画を立て、誰がその内容をチェックし、結果はどう総括されたのか>

 といったあたりはスッポリ欠落、ただ「消化作業」として開催された講習会もあったのではないか。
講習会の内容に魅力がない・・参加者が少なくなる・・商業者の意欲を疑う、というのは本末転倒ですからね。

 商店街活性化とは、究極、個々の店舗で買い物行動が発生することだ、と考えるなら、活性化が直面する最大の課題は「個々の売り場を改革すること」であることに疑問の余地はありません。それも一日、一刻も早く着手しないと出来ることも出来なくなってしまいます。

 時期は今取り組まなければ後がない、というくらいに熟しており、到来しているのです。
それを“商業者にその気がない”という憶断で、“うちではまだ早すぎる”というのはおかしな話、そういうことではむざむざ時期を逃してしまうことになるのは明らかです。

 取り組むべき時期は到来しており、さっそく着手しなければ後がない。
まず、このことをしっかり確認しなければいけない。
今を外せば、取り組むチャンスは減退するばかり、何が何でも実施する、と覚悟を決めて動き出せば道は開けて来ます。

 “うちではまだ早すぎる”商人塾のプレゼンに必ず聞かれるおきまりのセリフですが、商店街の内外環境はそんなふざけた認識が通じる情況ではありません。
“商人塾の前に意識改革が必要だ”ということですが、さて、その意識改革とやらはどういう手段で進めるのか?
意識改革を進める手段への取り組みはどういう手段で進めるのか? ・・・・・?
という無限後退に陥ってしまいます。

 時期は十分すぎるほど到来しており、ただ、この時期に上手に対応できないだけ。上手に対応するには(これまでの敬意を考えれば)外部からの協力・支援を入れることも一案ではないでしょうか。

 ということで。
当社は「繁盛店づくり」や「商人塾」の必要性を痛感していながら「時期」を掴みかねている皆さんに、“時期は今、取り組み方は当社との協働で!”と強くアピールします。

 これまで実施されたところで、自力だけで開催に至ったところはありません。事業を成功させるためにも、未着手段階からの当社との連携作業が不可欠です。

 当社との連携に「時期未到」ということはありません。それとも時機が到来する見込みでもありますか。

 当社との連携にコストは掛かりません。
「未到来」などと逡巡されることなく、第一歩を踏み出されることをお奨めします。

参考:「時期未成熟原理」

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