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一から出直す中心市街地活性化

 中心市街地活性化を推進する三者、行政、商工会議所(商工会)、商業者の連携は、既に合意が得られている個別ハード事業等の進展を除けば、ほとんど無いに等しい。
進展中の事業をその一環とすべき、中心市街地活性化の方向、目標、方法などについては、合意どころか誰からもどこからも提案さえ行われていない、というのが多くの都市の実状であり、そのことが三者協働の形骸化をもたらしています。

 その原因はどこにあるのか。
中心市街地活性化という課題の形骸化こそがその原因です。
形骸化は何故、いつ起こったのか?

昨日は、「初心に帰って中心市街地活性化に取り組む」趣旨の研究会が開催されました。産業・建設両部長さんをはじめ、関係部課の担当者7名という組織横断的な参加者で、意気込みのほどが伺われます。

 忌憚のない意見交換が行われ、
①中心市街地活性化の主役は商業者である
②商業者の自助努力の組織化が急務だ
ということで、
③まずは商人塾の取り組みを早急に検討する
ことになりました。

 繰り返しになりますが、
多くの都市の中心市街地において三者(行政・商工会議所・商業者)の連携がうまく行っていない原因は、「中心市街地の商業が目指すべき方向と方法」が共有されていない、というところにあります。共有されるどころか提案さえされていない、というのがほとんどの都市の実状です。

 この情況からどこに向けてどう突破していくのか?

 研究会が開催されたのはこのような問題意識があったからです。
教義の中から
①商人塾を開催する
②自分の商売の繁盛再生に意欲的な商業者を糾合する
③塾の活動を中心に繁盛を実現する
④「中心市街地の可能性」を実証して取り組みを拡大する
⑤平行して大型店跡地の戦略的な活用に取り組んでいく
というシナリオの素案が浮上しました。

 特筆すべきは、当該都市で課題になっている大型店跡地の活用について、全体の取り組みを推進するための「牽引車」にする、という構想です。もちろん、ここに新たな集客施設を作って商店街にお客を流す、という意味ではなく、利用計画を提案し、これを活用するために必要な商店街・個店の努力の方向を提案し奮起を促す、というものです。

 商人塾の開催と跡地利用の進展、この二つを「車の両輪」的に平行して進めることが、中心市街地活性化の中核的な取り組みになります。
押し迫ってからのスタートですが、これから年末・年初の取り組み如何が次年度の、ひいては将来の取り組みを左右します。

 来年は新たに商人塾的取り組みをスタートさせる都市が増えるような気がしています。
当社が知っているだけでも既に四個所(都市・商店街)あります。

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  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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