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がんばれ商店街

 芸能人は歯が命 なら、商売人は理論(仮説)が命。
これまでどうだったかはともかく、これからはこうでないと商売人を止めなきゃならない羽目に必ず陥ります。

 『日本型スーパーマーケット原論』・『日本スーパーマーケット創論』を読みますと、草創期のスーパーマーケット起業者の一群・商店街立地から脱藩した皆さんが、私利私欲をエンジンに「アメリカ発のコンセプトで日本の60年代にスーパーマーケットを創る」という事業機会をものにすべく、問題発見~解答仮設~試行評価・・・というスパイラルなプロセスを走り続けたことが彷彿としてきます。
二冊の本は、当時の試行錯誤を「理論」としてまとめるというめずらしいアプローチ、SM関係者ならずとも小売業関係者は必読です。
「理論」とはなんぞや、その重要さがよく分かります。

 さて、商店街立地で活性化を模索中の皆さん。
皆さんが取り組まなければならないのは、外見は著しく違いますが、内容においてはまったくSM企業創業者の取り組みとまったく同じ、「創業」という仕事です。
これはいうまでもなく、通常の経営者の仕事とは大違いです。

 商店街活性化、商店街に立地する個店を今ひとたび繁盛させる、ということは、これまで繰り返されてきたような「販売促進」のレベルであれこれと打つ手を考えるのではなく、「ダメになった立地・商売」をあらためて「買い物の場として再構築する」という問題なのだ、と正しく認識することからはじめなければならない。

 安土さんの『創論』のテーマは、「スーパーマーケットを創る」ですが、商店街活性化に関わる我々は、これを参考に「新しい商店街商売を創る」について「創論」しなければならない。
考えてみれば、「創業」しなければいけないのに、「守業」に汲々としていた、というところに目下の商店街の〈情⇔景〉があるのだ、ということですね。
個店、組合、TMO・・・「三層・三重・同時並行のミステイク」はここに起因していた・・・。
 商店街活性化の取り組みにおける商業理論の重要性は、これからさらに高まるばかり、特にリーダーは「理論装備は当たり前」となっていかないと、ことが成就することはありません。

 さて、クオールエイドでは来月を目途に、『月刊@商店街の味方』と題する商店街活性化を支援するWeb冊子の発刊を計画中です。全国の商店街組合に提言・ニュース・ノウハウなどをメール添付で提供するものです。
 関連で全国商店街振興組合連合会の『全国商店街リンク』
所載の各商店街のサイトを、何百あったでしょうか、駆け足でしたが全て拝見しました。
多様多彩なサイトを見ておりますと、それぞれの商店街の皆さんの日頃の息吹が伝わってくるようで、@商店街の味方、の任務にあらためて思いをいたした次第です(笑

 商店街商売、これからいよいよ「終わりの始まり」です。
見事、新しいステージに立つためには、スーパーマーケット創業者の皆さんに優るとも劣らない、私利私欲+「面白がる」気持ちにあふれる人たちが、全国の商店街から輩出しなければならない。
 これまでの生温めの商店街活性化から一抜けして、第二創業=商店街のショッピングモールへの大転換を自分の事業機会としてしっかり取り組んでいく人たちがどんどんでて来る、相互に切磋琢磨・経験交流が始まらないと始まらないと思いますが、言い出しぺ、追随者という「革新・初期採用」段階が突破できません。
我こそは、という人いませんか。

 ところで。
クオーエイドのサイトでは『日本スーパーマーケット創論』の勉強会を開催しています。お暇な人は是非どうぞ。
 『創論』はきっと身につまされますですよ、皆さん。

『創論』読んだ、読んでみようという人は
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