FC2ブログ

レジにお客が並ぶファッション

 先週末、淳久堂に出掛けたついでにアルコットのバナナリパブリック、ギャップから向かいのZARAまで見てきました。
見たといってもレジの並び具合だけですが。
 昨日は、地元武雄市のユニクロを見ました。

 レジに行列が出来ていたのは、ZARAとユニクロ。
未見のH&Mも外の情景から見てレジ前の行列はハンパではないはずです。
他方、百貨店、ファッションビルはどうでしょうか。

 当サイトが今日の消費購買ニーズを人並み~ラグジュアリィの二極分化で考えていることが皆さん既に周知のところですが、この仮説を踏まえてファッション小売業界の今後を推測すると、
1.ラグジュアリィ路線で説明可能なZARA、ユニクロは「繁盛」するのが当然であり、それはこれから(年末~年始)も拡大する。
2.百貨店、ファッションビルはこれからさらにきびしくなる。
ということになるのでありまして、あたるも八卦、年末・年始の景況にご注目いただきたい。

1.について
 当社の予測は、不景気で消費が低価格志向になるだろう、というレベルではありませんからね。もちろん、東京ではZARA、武雄ではユニクロ、ということでもありません。見ては来ませんでしたが、新宿のユニクロも武雄同様、行列が出来ていたはず。

2について
 周知ブランドを集めている百貨店、元気のいいブランドを集めているファッションビル(以下「百貨店等」)いずれも次のような理由でお客が減っていきます。

その1 ラグジュアリィを業容三点セットで明確に表現している店舗にお客を取られる

その2 低価格訴求のお店にお客を取られる

その3 買い控え

 以上、三つの理由でそれぞれ確実にお客が離反していきますと、その総計は業績そのものを危うくすることになるはずです。
全方位的にお客を剥がされるわけですから、百貨店・ファッションビルは劣化スパイラル真っ逆さまです。

 百貨店、ファッションビルとも、この時期、消費購買ニーズを吸引するデスティネーションを構築し直すことが出来ません。それを可能にする理論を持っていませんからね。

参 考:

○消費購買行動がシビアになるということは:
1.不要不急の買い物はしない
2.必要な買い物は購買目的を基準にしっかり吟味して
ということです。この購買行動を成立させているのが家庭の「もの余り」という情景。

○百貨店的消費購買の特徴は
1.買い物に行っても気に入ったものが無ければ買うのを止める
2.どうしても必要な場合はディスカウントを利用する
ということになっていきますからね。

 ユニクロ的購買行動の特徴は「まとめ(コーディネート)買い」です。
まとめ買いは、単品ピックアップと並ぶラグジュアリィ消費の特徴であり、「必需・低価格志向」消費ではありませんからね。

 さて。
このような情況において、宣伝広告無し、価格訴求無し、で繁盛(来店客数・販売額の現在進行形での向上)を実現しているのが商人塾的ラグジュアリィ志向のお店です。

 甲府市の商人塾では四ヶ月弱にわたる「お金を掛けない業容転換」の取り組みで、徐々に業績が向上し、10月段階で昨同月対比で5~40%という実績を挙げている店が続出しています。
販売促進的活動を一切行わずに、ですよ!

 不景気になるとお客が増える、客単価が挙がる、というのがラグジュアリィショップの特徴ですが、今のところ、このロジックを心の底から確信できるのは
1.商人塾を受講し、
2.実践に励んだ 
3.その結果、業績がアップした
という人に限られるかも知れません。
 そういう人のお店は、来店客数、客単価の双方がアップしており、もちろん、店内滞留時間も大幅に延長しています。
お店の込み具合にあらためて“うちの店って一度にこんなにお客が入れたんだ!”とビックリした人もいます。

 折からスタートしている「年末商戦」の明暗は既に決まっているわけです。

 ということで。
世界同時不況という現状は、専門店の場合、ラグジュアリィ志向の程度を測る試金石、不況が進むにつれて業績がアップしていく、というのが当社的専門店的業容のお店の特徴です。思うほど売り上げが伸びていないお店は「仮説~試行」のやり直し、ですね。

 お金を掛けずに(勉強会の費用はもちろん必要ですが)、三ヶ月間頑張れば、業容転換の方向が定着し、売り上げがアップ・明るい明日が見えてきます。
それをお約束しているのが商人塾。

 この時期の活性化対策、これくらいドラスチックでないと役に立たない、ということもありまして、それとも従来的手法でどうにかなるとまだ思っていますか?

コメントの投稿

非公開コメント

-
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ