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商人塾への「越境」参加

 活性化の実現に向けて何が必要か。商店街の声といえば、
①住む人・来る人を増やして欲しい
②公共施設を建てて欲しい
③不動産所有者が貸し渋って活性化が出来ない、なんとかして
④アーケードを外したいがお金が無い
⑤アーケードをつけたいがお金が無い
などなど、「おねだり」が多いように思われているわけですが、もちろん、こういうことを言っているのは一部の人たち、これまでどっぷりと補助制度に浸かってきた人たち、つまり肩書きを持っている人たちです。

 関係各方面とコミュニケーションを持っているのはおおむねこういう人たちでありまして、商店街の実態を知らないと、この人たちの認識が「商店街の課題」となり、この人たちの思いつきが「空洞化に悩む商業者の要望」になるわけですね。
すると自力思考のビヘイビアを持たない、職務遂行意欲旺盛な実務担当者さんは、これらの「要望」を当事者が切望している空洞化対策であり、だから有効な施策だ、と短絡、「支援策」として導入することになる。

 こういう事例は多そうですね。
商店街で肩書きが付いている人は、ほとんど勉強らしい勉強をしたことがありません。
が、門前の小僧習わぬ何とやら、二核ワンモールとかテナントミックスとか、いつかどこかで聞いた文言を「空気」のなかで駆使するのは上手でありまして、あそことここの空地を利用して核を建てたい、などと思いつき、発言します。正式の会議の席上だったりすると記録に残り、成り行きでは「基本計画」にホッジキスされ、場合によっては「目玉」になったりします。

 そもそも商店街を代表している「会長」とか「理事長」などという肩書きが商店街において占めている実質的なポジションはどういうものか、あらためて確認してみることが必要ではないか、と思われるケースは少なくありません。
実態を知っていると“おい、おい、あんたがそんな大見得気っていいの”大丈夫かい、と顔をのぞき込みたくなるかも知れません。

 今後もずうっと商店街立地で商売をして行かなければならない、していくんだ、という立場・決意の人はほとんど発言の機会は無いのでありまして、単位商店街の会合も有ったり無かったり、発言といえば「長老」方の“昔は良かった”だったり、合同イベントの賦課金の話だったり。

 ということで、向上心旺盛な商業者ほど昨今の商店街活動の実態に悶々としている人が多いのではないか、と思ったりします。
皆さんの中心市街地・商店街の実状はもちろんまったく分かりませんが、幾多の中心市街地のなかには上述類似の事例もあるかも知れません。無いかも知れません。

 最近の商人塾では、中心市街地で評判になり、隣接商店街からの参加希望が有ったりするようです。点から線へ、線から面へ、というのが商人塾の基本戦略、スタート年度の点の所在がある程度拡がることは次年度以降の取組を考えれば好都合、何よりも、シャッターの内側の取り組みで繁盛を実現する、という意気込みを持っていながら孤立を余儀なくされていた人が、協働の仲間に入ってくることは商人塾側にとっても心強い限り、喜んで受け入れられることが多いようです。

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    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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