FC2ブログ

ヒステリシス効果

 問題は原因があって起こる、というのが常識ですがでは問題の原因を処理すれば問題は解決するかと言えばそうとも限りません。

 ヒステリシス効果は、「履歴効果」と訳され、{問題情況は原因とそれが発生してからこれまでの「履歴」によってもたらされたものであり、現時点で原因を処理しても「現状」の解決にはならない”という「効果」を意味しています。
もともと電磁事象関係の術語ですが、一般に「見立て」ることが出来ます。

 商店街をかくあらしめたもともとの犯人は誰だったか?
糾明し犯人を捕縛したからと言って「活性化」に近づくことはありません。
「顧客離れ」はもはや“誰が犯人か”と探し当てたからと言ってどうなることでもありません。
誰が/何が・犯人だったにせよ、現状からの脱出=活性化を実現するには、「商業集積としての機能」を十分発揮出来る街のあり方を実現しなければならないわけで、それは「衰退の原因」がなんであったのかということとは直接関係のない取り組み、離れていった=他に買い物行き先を作っているお客をあらためてこっちに引きつける、ということに取り組まなければならない。

 どういう理由で衰退したにせよ、商業機能として活性化したかったら「新しい環境与件のもとで繁盛できる商店街」へと転換していくことが必要です。
「原因の除去」ではなく「条件の創造」ですね。

 人が減ったから人を増やす、とか、病院が出ていったから呼び戻すなどと言った話は、“ものごとは過去に遡って無かったことにできる”という幼稚な因果論に基づく発想です。

コメントの投稿

非公開コメント

-
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ