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超難問である中心市街地活性化・都市経営を専門領域とするコンサルタントが専門領域をはじめさまざまな社会事象について、独自の視点からコメントする。

問題情況と問題認識のミスマッチ

 「中心市街地活性化法」のスキームで活性化に取り組むということは、次のことを意味します。

1.中心市街地活性化のメインテーマは商店街をはじめ商業機能の活性化である

2.商業機能の活性化とは劣化している機能の再生である

3.商業機能の再生は、都心型商業を再定義し、テナントミックスとして再構築することで実現する

4.テナントミックスは、既存個店の業容転換および空地空店舗への新テナントの誘致で実現する

5.真っ先に着手べきは、中心市街地に繁盛店を実現して「事業機会としての可能性」を実証することである。

以上は、中心市街地活性化法のスキームを素直に読めば導き出される「活性化の方向と方法」ですが、残念ながら、多くの都市における「中心市街地活性化」の大勢はいまだにもっぱら「ハコもの」「景観」「イベント」「一店逸品」などの単発の取り組みに終始しています。

 問題状況の認識が絶望的に誤っておりまして、その結果として何十年にもわたって全国で取り組まれ、まったく成果が挙がらないことが明々白々となっている事業群に何の疑問も抱かずに取り組む、という情況が目の前に拡がっています。

 その間も情況は着実に変化しておりまして、このところ報道されるのは、商店街が杖とも柱とも頼む百貨店の相次ぐ撤退表明、さらには百貨店が業績不振の言い訳にしている“商店街の天敵・RSC”の業績先行きにも大きな疑問符が付いているということ。
これはもちろん、ほとんどの中心市街地活性化基本計画がその基礎としている情況判断の対象となる情況が様変わりしていることを意味しているわけですが、大勢は「中心市街地活性化とは活性化事業に取り組むことだ」という浅はかな認識のもと、活性化化事業に一過的・単発的に取り組むだけ。
時間とお金を無駄にしているわけですね。

 この情況を如何に打開していくか?
当サイトご常連の皆さんが直面しておられる課題です。

 直面しているのは、問題状況と大勢を占めている関係者の情況認識との恐るべきミスマッチにどう対処するか、ということ。
直面する問題が明確になれば、打つ手がわかってくるはずです。
まずは、問題状況の適切な認識を共有するための事業が取り組まれなければならない。
当社が提供している「勉強会」のメニューには、御地の情況打開の第一歩となる企画があるはずです。活用をご検討ください。

 今さら勉強なんか、と思われるかも知れませんが、情況認識が変わらない限り、活性化の取り組みの軌道が修正され・活性化実現への展望が生まれることはありません。
☆取り組みについての質問はメールでどうぞ。
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