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大海波瀾 クジラ一匹?

豊後水道沖合に国籍不明の潜水艦が出没した件
情報がグダグダで話にならず、次のとおり指摘しました。
『誰に仕掛ける情報戦か?」
http://quolaid.blog13.fc2.com/blog-entry-621.html

報道される内容は理解を超えており、まあ、情報戦のつもりかも知れないが、それにしては誰に向かって仕掛けているのか分からない。

続報です。本日の東京新聞(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008092001000848.html
高知県・足摺岬沖の豊後水道周辺で国籍不明の潜水艦が領海侵犯したとされる問題で、防衛省・自衛隊はクジラを潜水艦と見誤った公算が大きいとの見方を固めた。複数の関係者が20日、明らかにした。ただクジラと断定できる「証拠」もなく、結論は迷宮入りになりそうだ。

 防衛省の14日午後の発表では、同日午前6時56分、海上自衛隊のイージス艦「あたご」が豊後水道周辺の領海内で「潜望鏡らしきもの」を視認。音波を出して反響音で船舶などを探知するアクティブソナーで、約30分後「潜水艦の可能性が高い」と判断したという。スクリュー音など音の特徴を示す「音紋」は取れなかった。

 関係者によれば、具体的には、ブリッジの外にいた砲術長が約1キロ先に潜望鏡らしきものを目視で発見。約10秒間見た後、そばにいた艦長に伝え、艦長は水面下に消えかかった潜望鏡らしきものとその影響で波打つ水面を確認した。

 「あたご」は「潜望鏡らしきもの」の方向へかじを切り、アクティブソナーから何度も音波を発信したが、何らかの動くものを探知したのは2回。いずれも領海外からの反響音で、特に最初は、潜水艦の速度では想定できないほど現場から遠い地点からの反応だったという。
********* 引用END *************

 ということで。
なんと「情報戦」は防衛省内部のひとり相撲だったというお粗末ですが、国民的にはこの収拾案を信じてよろしいのでしょうかね?

 “中国っぽい”などという観測が出て中国から抗議を受けたあとですし・・・。

 国の内外に長期にわたって深刻な影響を及ぼす大事件ですが、本件、報道したのは「共同」経由で大手は日経、東京のみ。(サイトで見る限り朝日、読売、毎日は報道せず)
“<総裁選”ですか、そうですか。

 イージス艦の行動、警戒活動、海上自衛隊のビヘイビア、本省の情報処理、報告、トップの判断とシステムが全体的に「不適切」であることがあらわになったわけですからね。(今回も、というべきか)
素人的には、わが国の〈防衛構想〉全体の実効性に?が付く大問題だと思いますが。
対応としては「見直すべきは見直す」ということで一件落着、得意の“うやむや裡の終息”ということになり、中国に借りができたり嗤われたり、機能分析の格好の手がかりを与えたり・・・。
これでは「イージス艦は張り子の虎」とか言われそうですがそれでいいんでしょうかねぇ。

 前の記事の訂正をば。
潜水鑑相互のせめぎ合いで、それぞれ音紋登録は当然、個別艦の艦長のプロフィールまで掌握済み、というのは米ソ冷戦時代の原潜同士のことでした。
 まあ、わが国の防衛環境からすれば(さらに最近頻発する潜水艦事案からみて)対潜水艦対策は焦眉の課題、その程度の情報蓄積は当然行われていると思いますが。
というか、そうでないと大変ですよね。
真相?は「対応策」を見守ればある程度見えてきます。

 いずれにせよ列島劣化のスパイラルは、防衛部門、公海界隈にまで及んでいるようで、反転向上は“隗より始めよ”それぞれの持ち場からスタートする以外にありません。

 我々にとっての課題はもちろん、中心市街地の劣化スパイラルを押しとどめ、「活性化への道」への軌道転換を実現すること、ですね。

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