もちろん、本来であれば従来の経験の総括に立って作られた基本計画に基づく取り組みですから、スタートと同時に商店街・個店とも活性化の実現に向けて取り組むべき課題・取り組み要領が周知され、これまでとは違った希望ある取り組みが着手されていて当然なのですが、残念ながらそういう運びとなっているところは極めて限られており、多くの商店街はこれまで同様、なんの新しい展望もないまま、劣化スパイラルのrただなかにあります。
このままではいけない、このままで行けばやがて商店街としての機能は消滅してしまうだろう、ということは予想できますし、何とか起死回生の手段を講じなければならないことは重々承知していますが、打つ手がありません。
何とかしなくてはと思うのですが、何をしたらよいのか、まったく見当も付きません。
認定を受けた基本計画の内容について説明を受けたこともなければ、もちろん、計画に商店街の取り組みがどう計画されているかも知りません。ただ、これまでの経験から分かっていることは、計画が実施されても自分たちの商売にはほとんど関係はないだろうな、ということです。
商店街の会議などもめっきり減ってきておりまして、総会を除けば定例イベントの実施についての打ち合わせくらい・・・。
ということで、現在,多くの商店街では個々の商業者がこれまでに経験したことのないような「孤立」を味わっています。
商店街組織はもともと個店の経営についてはタッチしないという不文律があり期待もしていませんでしたが、TMO発足以来、商工会議所との関係も疎遠になっています。
そもそも商店街活性化といえば、商調協当時から商工会議所のメイン事業の一つだったわけですが、TMOが作られて以来、商店街活性化はTMOの仕事、ということになっておりまして、経営指導員さんが巡回してくることも無くなりました。
TMO? これまでの経験からは何も期待することはできません。それとも画期的な対策でもあるというのでしょうか?
というような情況が一般的でありまして、なるほど、商店街の公式サイトなどはおしゃれに作られていますが、まったく実態を表現しておりません。
他方、商店主の個人ブログなどを読むと、その孤立ぶりがあらわです。
「頑張らなくちゃ」という悲壮な書き込みが見られますが、どう頑張ればよいのか、方向と方法はまったく分からない・・・・。
先ごろ、百貨店井筒屋が来年3月限りの撤退を発表した久留米市の商店街。
ひるがえって、当社が提唱する商人塾に取り組んでおられる皆さんは、極めて良い条件を獲得していることが理解されることと思います。
開講までにはいろんな苦労があったわけですが、今になってみれば個店、商店街、中心市街地を一体的に活性化していくシナリオを入手し、その実効性を日々の仕事のなかで確認しながら、推進することが出来ます。
一期目が修了間近ですが、もちろん、これは長い長い道のりの第一歩を踏みだし・が着地したという段階、これからがいよいよ本番です。
自店の取り組みをさらに確固たるものに仕上げていくこと、仲間を増やすこと、関係各方面に成果をアピールして「推進体制」を構築すること・・・。
先述のとおり、自店・商店街・中心市街地の将来に確固とした希望を持って毎日の仕事が出来る、という条件を作り出している街は全国的に見て極めて少ない。おそらく、現在商人塾に取り組んでいる皆さんは、本当の意味での「中心市街地活性化への道」を切り開いていく、全国初の成功事例となる可能性を持っている、極めて少ない事例のはずです。
自分のお店・自分たちの街の活性化を実現することを通じて全国の取り組みのモデルになることができれば、言うことはありませんね。
全国から視察が来るようになれば、交流人口の増大や地場産品の需要拡大も実現します。
商人塾の皆さん、まずは当面している課題にしっかり取り組み、結果を出し、蓄積していくことを心掛けましょう。
明日からゆんぬ商人塾ですが、台風の行方が気がかりです。
てるてる坊主は効かないでしょうねw
