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セルフメイドからオーダーメイドへ

 商人塾のネライは、
①参加者の繁盛を実現する。ことに止まるものではなく、そのプロセスにおいて、

②中心市街地・商店街の商業立地としての可能性を実証する。
上手に頑張れば、商業集積としての再構築は現実性がある、と商人塾の実践で証明し、後続の商業者の奮起、空地空店舗利用の新規参入を促します。さらに、行政・商工会議所・TMO・商業者組織の実務担当者がともに受講することで、

③「四者体制」による“活性化への道”の共有が実現する。
という不可欠だが・これまでどこの取り組みも実現していない「推進体制」の基礎が構築されます。
これらを踏まえて、

④『基本計画』を基本に、商人塾の実践を踏まえた『行動計画』の作成に取り組む
という仕事も実現性が生まれます。

 可能性の実証、理論の共有、組織体制の構築、行動計画の作成というプロセスは、すべての中心市街地が取り組み、解決すべき課題ですが、さて、実際に取り組んでいるところが何カ所あるでしょうか。

 あらためて商人塾事業の戦略的ポジションが認識されるわけですが、商人塾にも課題がありまして、開催すれば即・①~④のクリアが保証されるものではありません。
特に、①のスタートにおいて、関係各方面の以後のプロセスについての合意が出来ていないと、難所が続くかも知れません。

 また、合意が出来ていたとしても、関係者がホンキでそれを遂行しようとしないと、話は話だけで崩れてしまいかねません。
そのメルクマールは、さしあたり、関係各方面・実務担当者の受講状況で一目瞭然です。もちろん、受講すれば①~④のくリアが保証されるというわけではありませんが、万一、受講しないということなら、①~④を達成することはできない、ということですね。

 このあたりの重大性は、経験が無いと理解できないかも知れませんが、気づいたときでは遅すぎたりします。
これまで商人塾に取り組んだ都市で先に進めなかったところは、三(四)者体制の構築に至らなかったことが最大の原因です。
商人塾が継続できない=三(四)者体制が構築できなかった、ということでありまして、したがって、三(四)者体制が構築できない、という状況は以降も継続しているわけで、体制が整わない以上“活性化への道”を構築することも出来ません。

 新スキームのもと、いろいろと新しい文言を並べ立てても、「推進体制」が不備ならば、こと「商業の活性化」という本来目的に関する限り、成功することはできません。
 この点、目下商人塾の採用を検討されている皆さんはくれぐれもご留意ありたく。といってもなかなか実感出来ないでしょうから、採用を目指す場合は、「計画段階」から当社との協働を実現されることをお奨めします。場合によってはこれも実現に課題があるかも知れませんが・・。
 成功の秘訣は、推進体制に当社をどう位置づけるか、ということです。全体としての推進に参与させる、というポジションを実現することが望ましいと思います。
そもそも、タウンマネージャーをセルフメイドで確保する、というのは大変難しい問題なのですから。

 いずれにせよ、参加し・実践した人は「繁盛店」の実現に確かな道を歩み始めることが出来る、ということは間違いありません。
やればやっただけのことがある、というのが「実践」ですからね。

 管見によればこのところ、認定計画を持っている都市間の「視察」が多くなっているようですが、“「見よう見まね」でなんとかなる”ということはないのだ、と自覚すべきではないでしょうか。
失敗の総括もそこそこに新しい「流行」的事業を採用する、というパターンは包括的に破産しています。
理論の裏打ちがない新規事業の採用は、間違いなく「いつか来た道」への逆行を意味します。

 『新基本計画』初年度の総括が始まっていますが、将来に向けて展望のある総括ができた都市は皆無ではないでしょうか?
「総括らしい総括」が出来ない、という都市が多いはずでありまして、その原因は“基本計画が理論に裏打ちされていない・思いつき的事業の列挙”に過ぎないからです。
一年目の総括の時期、この時にしっかり総括業務が出来ないと、二年目、三年目の総括も同じことの繰り返し、結局、新スキームもものに出来ない、中心市街地の活性化は最終的に挫折、ということになりかねません。

 理論無くして活性化無し。
当サイト、開設以来提唱してきたところですが、採用される都市は極めて少ない。すなわち、当社的視点では、「活性化への道」ヲ歩み始めている都市は極めて少ない、ということになるわけですが、反論できる人はいないと思います。

 ということで、当社の主観としては「商人塾・普及の時代」にならないと中心市街地活性化は、「壮大なゼロ」に終わるわけでありまして、今月はあちらこちらと「提案」に出掛けますが、状況に鑑み、従来にも増してシビアな内容になります。
 要望は「自分たちだけで歩ける活性化への道」を提案することだと思いますが、自分たちだけでは活性化への展望を切り開くことはできない、というのがこれまでの取り組みの最大の教訓ではないでしょうか。

 「中心市街地活性化への道」セルフメイドから、オーダーメイドへ。
「専門家」の招聘・活用を検討すべきではないでしょうか。

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有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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