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商人塾、「活性化への道」と「プロの道」

 商工団体でたまに聞かれる、“うちの商店街は全く勉強する気がない、する気があるならいくらでも機会を作るのだが・・・”
という「悩み」があります。

 何をおっしゃるやら。
これまで何十年の経緯を顧みれば、商店街組織から“勉強しなくちゃ”という声が出てくるのを待つのは、百年河清を待つようなもの。「その気にさせる」のは商工団体の仕事だと思いますが、違いますか?
「やる気を見せたらさせてやる」とか、まさか、話が来ないことを見越しての話じゃないですよね?

 ということで。
商店街で有志が集まり、勉強会を開こうと相談に行ったら、“続くはずがないから止めといたら”ということで、これまでの“勉強しなさい、集まったら応援するから”という話はいったい何だったんだ、という話がありまして。
そんなに珍しい話ではありません。

 団体に勤務している人は、自分で自分の仕事を作って、上下左右に合意を形成、自分の責任でそれを推進する、というところに醍醐味があるわけですが、まあ、給料もらうために務めている、どうせ給料は一緒なんだから楽した方がまし、という考え方もあり得るわけで、そういう人が商店街を担当していたりすると大変です。
行政を見る眼は結構厳しくなっているようですが、これからは商工団体を吟味する眼も厳しくなってくるのではないでしょうか。

 幸いなことに、商人塾などで当社とご縁のあるところは少なくとも担当者は「みずから仕事を作る人」ばかり、一緒にがんばろうと「土俵」が出来上がっています。
そのノリでたまに初見の団体に出掛けると、土俵など欠片もありません。お話しを総合すると、不毛な取り組みをこれからもずうっと変えないつもりのようです。
というかそもそも仕事をどう作っていこうか、といった問題意識は、どうもハナから無いのかな・・・。
まあ、そういう人のお話を聞くのもたまにはちよこっと刺激になって面白いです。

 コンサルタントの草分け・ドラッカーさんによれば、組織の存在意義は組織に先行して組織の外にある問題を解決すること。商工団体の目的は,地域の商工業の改善発達、商店街振興事業の目的は、実際に商店街に繁盛店を再建すること。
つまり、商店街担当者の仕事の出来映えは、所属する組織の中においてではなく、
①事業対象である商店街に
②繁盛店を続出させること
であり、この結果如何が組織の存在意義ですね。
 ちなみに、組織に参加している人は、組織目的の遂行に尽力することを通じて自分の個人的な目的を実現していく。
これも常識ですね。


 今日から商人塾で出張します。
ワンクール:講義2回、臨店2日というスケジュールで、短期集中タイプの取り組みです。
半年も掛けてのんべんだらりとしても効果は挙がらないということで、3ヶ月で3時間×12回に取り組みます。
これを年に二回。
想像を絶するでしょ(笑

 同市の『基本計画』では、3時間×12回の商人塾を年間2回、3年間継続することになっています。文字通り『基本計画』~中心市街地活性化の成否を左右する取り組みという位置づけではないでしょうか。

 いずれ(というか年内にも)「中心市街地・商店街活性化の先進事例」として注目されるようになることでしょう。
ということで当社も責任重大です。

 プロのプロたる由縁は、「仕事を通じて次の仕事を確保する」ところにあります。『商人塾』がこければ当社的「中心市街地活性化への道」に明日はありません。
明日もこの道でおまんまをいただくつもりだろうから、“おかしなことはしないよね”ということですね。
このことがプロに対する信用の基本ではないでしょうか。

コンサルタントに限ったことではないわけで、商売人一般に通じます。おっと商工団体の職員さんにも通じます。

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