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当社企画の解題

 今年度、今、商店街立地の中小商業の活性化に必要な勉強はこれだ、と自信満々、全国の商工会議所宛にメールでアピールしました。
「講習会最新メニュー」

 これまでのところ、商工会議所からの反応はきわめて低いです。
どういうことなのか?
当社の問題状況の判断が誤ってのいるのか?
企画の中身がいまいちなのか?

 ところがこのほど、都道府県が取り組まれる「リーダー育成セミナー(内容は上記URL先)」への招聘というケースが二カ所ほど続きまして、ああ、そういうことか、と得心した次第です。
セミナーの趣旨はよく理解していますので必ず期待に応えるべく、全力展開します。

 さて、会議所さんへのアピールはリンク先のとおり、一目瞭然、今どき商店街の活性化を考えるなら、何はさておき、非商店街立地の小売業について理解すること、とりわけ、アクセル&ブレーキの対象である広域型ショッピングセンター、ショッピングモールを理解することは、取り組みのスタートともいえるテーマです。

 この課題をクリアしないと「活性化への道」は切開できないわけで、まさにそういう趣旨で提案している講習会企画ですが、採用されないのはなぜか?

 この企画を活性化への道の一歩として採用するには、
①この課題の重要性を理解する
②課題の「解」を獲得する
という二段階の作業が必要です。

 当社の勉強会開催のおすすめはもっぱら②的段階の「解」の提案ですが、これが受容されないということは、実際の問題は①的段階にあるのか!ということに、講習会の実際のオファー先などから最近になって推測している次第です。
これでは話が通じるわけがない。
提案内容以前の問題ですからね。
 こう考えますと、あらためていろいろと思い当たることがあります。

 当社、今年度は有志都市の取り組みを支援、成功に貢献することを通じて「活性化への道」を実証する、それも同時多発で、ということを目指しているわけですが、実証結果に呼応して後に続く動きが出てくるものかどうか、うーむ、疑問が起こりますね。
都道府県レベルでの「リーダー研修」などによる関係各方面の問題意識の転換という取り組みが並行して必要なのかも知れません。

 すでに何度か報告しているとおり、当サイトへの商工会議所からのアクセスは、商工会を含む関係各方面のなかでもっとも少な、という数年にわたるデータがあります。

 ということで、都道府県レベルでのリーダー研修(市町村・商工団体の担当者が同時に参加、課題と取り組みの方向についての選択肢を共有する)は、商店街活性化の取り組みを再構築する、という課題にとって緊急の課題です。
お問い合わせはメールでどうぞ。

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