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中心市街地 新年度は正念場です

 長期かつ多方面に渡って展開しなければならない事業の場合、スケジュール的に真っ正面に来ている事業に取り組みながら、その事業終了以降の取り組みについての計画・準備を同時並行で進めなければならない、というのは、常識です。

 一つ事業をやり遂げてから、えっちらおっちら、次の事業に着手する、ということでは、スケジュールに間が空きすぎ、事業としての一体性が損なわれ、期待している積み上げ効果、相乗効果を得ることが出来ません。せっかく事業に取り組んでもその事業が前後左右の関連との間を絶ち切られると、所期の効果が生まれません。

 これまで主として、一過性の・単独事業にあれこれ取り組むことをもって「活性化事業」と認識していた皆さんにとって、“直面している事業は所期の成果を修めるものと仮定して、次の事業の準備をする”というスタンスは、はじめて経験されることかも知れませんが、個別事業の組み合わせで目的を達成していく長期・複合的なプロジェクトの場合、これは当たり前の「仕事ぶり」ですね。

 活性化の実現に必要な事業を、もっとも手前の基本的なことからスタートして成功させ、逐次、成果を積み上げていく、というスタイルにならないと、中心市街地活性化を達成することは出来ません。

 『基本計画』の任務は、多様に展開される活性化のための事業の左右の連関、前後の継起を明らかにして、事業間の連携、相乗効果を実現する、個々の・単独の事業としてはそれほど画期的とは思われない事業群によって「中心市街地活性化への道」を作り上げている、というところに価値があるわけで、「道」になっていない基本計画、事業目録でしかない基本計画などは、無い方がまし、などと評されたりすることもあったりするわけです。
「計画とは段取りのことである」ですね。

 さて。
5カ年間という、長丁場・待ったなし・やり直しのきかない・取り組みにおける新しい年度のスタートです。
どれだけの蓄積が出来るか、取り組みの内容だけではなく「段取り」の役割も重大です。

 新年度早々のこの時期ですと、さっそく事業に着手しつつ、5月、6月、7月、秋以降の取り組みについてそれぞれ準備をスタートさせなければならない。
中心市街地活性化、本気で取り組むことになれば、仕事のパターンも変えなければならない。

 新年度は、新規事業に着手しつつ、事業のスタイル自体も変えていかなければならない。
中心市街地活性化に取り組む事業のあり方を左右する重要な年度、各種事業の展開と併せて取り組みスタイルの革新も今年度の重要テーマになりますね。

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