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新OSに旧コンテンツ

 続々と認定される新・中心市街地活性化基本計画。
見てみますと、こと「商業の活性化」領域に関する限り、これまでの計画とどこが違うわけ?というレベルのものが多すぎます。
旧コンテンツに「数値目標」欄を加えただけ。

 イヤ、うちとしてはこれまで計画したことのない事業だ、と胸を張っても、旧OS時代にどこかで取り組まれて所期の成果を挙げられなかった事業だったりするわけです。

 旧基本計画による取り組みに実効性が見られない、という状況で打ち出された「法」改正=OSの変更でしたが、まずいことに、事業の成果が挙がらなかったのはOSが悪かったからだ、という風潮が拡がったのではないか?
OSが悪かった(商業偏重とか)から活性化できなかった、OSが変更されたから今度は大丈夫、ということで旧コンテンツ(各種事業)をそのまま新コンテンツに移植して出来上がったのが、大方の新基本計画ですね。

 取り組みの総括が「数値目標の有無」というところにまで矮小化されて理解された結果、計画は「旧コンテンツ+数値目標」で認定をクリアされることになったわけです。
問題は、認定はクリアしたが、さて活性化の実現に本当に実効的な事業・取り組みを計画しているかしら、とあらためて振り返って見ると「愕然」とされる人もあるのではないか?

 実効性の無かった旧OS時代の計画とほとんど変わらない事業が羅列されているだけですからね。
頼みの綱は、「商業以外の取り組みの成果が波及すること」ですが、商業機能側の機能が旧態依然である以上、波及効果はありません。当たり前です。

 新しい酒は新しい革袋に、と言います。
とすれば、新しい革袋には当然、新しい酒を入れるべき。

「改正法」という新しいOSに、従来的活性化事業という旧コンテンツを移植して能事終わり、これで商店街は活性化できる、とホンキで思っている人は、各地の関係者の中にたぶん、一人もいませんよね。

 誰もが「ムリだ」と分かっていても口に出すものは皆無、破局に向かって粛々とことが進んでいく、というのは大日本帝国、大東亜戦争突入以来の伝統的ビヘイビア、地方の時代と言うものの地方にもきっちり受け継がれています。
ビヘイビアを打破できるかどうか、中心市街地活性化のみならず、広く都市そのものの命運が掛かっている、という状況ですが。

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