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活性化事業に頼らず繁盛再生?

 商店街の動向に頼らずに街の活性化を実現しようという関係各方面の思惑とセットで存在するのが、「商店街活性化事業」とは無縁のレベルでの「自分の店を何とかしなくては」という孤立無援の取り組みです。

 今どきの商店街立地の商店主さんたち、その多くは、
「三頼主義」の各要素、即ち、人通り、取引先、売れ筋という「商売存続の三つの頼り」
がいっさい頼りにならなくなったなかで、指針もなく・希望もなく、日々日常業務の遂行に時を過ごしている、という状況にあるのではないでしょうか。

 このような状況にある商業者にとって、「商店街に頼らない」すなわち「商店街の変化に期待しない」活性化の取り組みというのは、いったい、どんな意味を持っているのか・・・?

 商業活性化だけではない街全体の活性化だ、商業者だけではない市民みんなの取り組みだ、という空疎きわまりないかけ声のなかで、一店一店のお店は「繁盛再生」の展望どころか、現状維持の手だても無い状態で立ちすくんでいる、もちろん日々の営業はきちんとこなしつつ、ということです。

 活性化の取り組みが「商業者の取り組みには頼らない」と言ったとたん、商業者の自助努力は孤立無援になってしまいます。
それでも「商業者の自助努力に頼らない」活性化がすぐに実現できる、それまで辛抱するように、と自信を持って言えますか?

 「商業だけでっはない街ぐるみの活性化」とか「商業者だけでない市民ぐるみの取り組み」などというこけおどしのスローガンはキッパリ捨てて、「商業者が自助努力として取り組む繁盛店づくり」を組織化し、強力にバックアップしていく、という本来あるべき取り組みを一日も早く実現しなければならない。
特に商店街組織の執行部の皆さんの立場は重要です。
勉強したい、勉強しなくちゃ、と考えている仲間がいても、せっかくの勉強の機会があっても“いまどき勉強だなんて”と執行部段階で一蹴すれば、それでお終い。
本人さんたちには、話さえ伝わらないまま、明日は昨日の続き、です。

勉強しなくてなんとかなる状況なのかどうか、「活性化」とは街がどうなることか、その時個店はどうなるのか、組織は何に取り組むべきか、これまでの形骸化した思考パターンから抜け出して、マジメに考えなければならない時期ですからね。
考えるには所要の勉強が必要で、つい先ごろも書きましたが、「勉強しますか、それとも廃業するんですか」というときが誇張ではなくそこまで来ています。

年度が変わってから、とか、今取り組んでいる仕事が一段落してから、といったことが許される時期かどうか、よく考えてみてください。

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