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「商店街支援」も競争の時代?

 商店街活性化の方向と方法について勉強してみないか、と提案されて、
そんなカネがあるなら、視察に行きたいからそっちに使わせてくれ(笑
どこに行きたいわけ? 
どっか、遠いとこ(笑

といううやり取りがあったそうで、数十年に及ぶ「補助金浸け」の成果でしょうね、これは。
まさかこれまで補助金をあまり使ったことのない商店街でこういう発想・要望が出ることは無いでしょうから。

補助制度を用意した→使い手がいない→どこかに頼み込んで消化してもらう・・・という「事業に取り組まなくても繁盛していた時代」の補助金消化手法の成果です。

商店街の情景はといえば・・・
○アーケード・舗装は老朽化
○空店舗は増える一方
○組合員の脱退相次ぎ・・・
という状況ですが、もlちろん役員さんはどこ吹く風。
どっか遠くに視察に行きたい、近くに温泉とかあれば言うこと無し(笑

こういう「おねだり癖」がつくについては、先述のとおり関係各方面の支援があったわけです。
講習会も開催はするものの、内容的に「勉強」にならない、商業者の琴線に触れることはない、ということで最近は「笛吹けど踊らず」状態。
今頃になって「勉強したがならい」とか「勉強する気を見せれば開いてやってもよい」などというのは、責任転嫁ですね。
いつも申しあげているとおり、商店主は廃業したらおしまい、役員さんは辞任したらおしまい、ですが、指導団体のほうはそうはいきませんでしょ。

商店街組織がどっちを向いていようとも、なだめ、すかし、脅してでも繁盛・活性化について「勉強させる」というのが商業振興関係団体のいまどき、喫緊の使命ではないでしょうか。

来年度から中小企業対策、指導支援の仕組みが大幅に変わるとか。
金融機関などこれまでしがらみのないところが、「新しい事業機会の創出」を目的に積極的に進出することも考えられます。
顧客である中小企業者に対して、従来の指導機関プラス民間が「支援施策メニュー」を提案、どちらがより優れた提案か、競争になるわけです。
「中小企業に対する指導支援」という、これまで商工会議所、商工会など法定機関が占有していた事業機会が民間に解放される。
先日の山梨中央銀行さんの勉強会などはその先行事例かも知れません。

ということで、中小企業指導団体は、これからどっちを向いて・何をするのか、トップ以下の組織の使命・存在意義、問題情況、戦略課題に対する認識が問われているのではないでしょうか。

と、ここで書いても肝心の関係機関からのアクセスが極めて少ない、ということで、まあ、ここにも問題の一端が現れているわけです。

と、書いていた最中に、先日甲府市で開催された山梨中央銀行さん主催の勉強会の件で金融関係の新聞から取材が入りました。
金融機関の取り組みとしてどう思うか、他にも事例があるか、参加した商業者の反応はどうだったかなどなど。
もちろん、中心市街地活性化、特に経済活力の向上に直結する取り組みを支援することは、地域に新しい事業機会を創造する、ということで金融機関にとってチャンスであり、また、上記のような状況にある「勉強機会」の隘路を突破するための方法として金融機関が勉強会を開催されることは大変望ましい、と答えました。

今回の勉強会の成功を受けて、当社も「勉強する中心市街地活性化」の突破口として、「地域金融機関主催の勉強会」という提案をしていきます。商店街支援も「競争の時代」です。

銀行に“温泉に行きたいから補助金を出してくれ”という豪傑はいません。 
言われるところは舐められているのか、甘えられているのか。 
舐められる羽目に陥っているとしたらこれまでの自業自得、ではないでしょうか。

 法定指導機関の皆さんも、これを契機にいっそう気合いが入りますね。
これまでの「負の遺産」を清算しながらの取り組み、かたや新規参入者は従来のしがらみなどはわれ関せず、専ら「選択と集中」で成果を挙げていこうとします。
指導機関、来年度から「正念場」に突入です。

もちろん、当社は「協働」の体制を準備していますので、なんなりとどうぞ。

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