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伊勢丹物語

 小倉店の撤退で、北九州市の市勢論、福岡一極集中~九州新幹線の効用まで、話題に登場する伊勢丹ですが、既報のとおり年末ひとっ走り見てきました。
 伊勢丹小倉店には、「なるほど、これじゃあ撤退だろうな、井筒屋も頑張っていることだし」と思われるようなあれこれがたくさんありまして、「撤退の理由」は憶測しています。

 takeoの興味は、業界「勝ち組」と言われる新宿本店と小倉店が併存する企業ってなんだ?ということですね。「MD」で有名な同社ですが、もちろん業容はMDに止まるものではありません。我が小売業における「勝ち組」に業容論が装備されていない、というのはこれまで当サイトで検討してきたとおりですが、伊勢丹よ、おまえもか、ということでしょうか。
小倉店の撤退と本店の状況、出来れば一体的に論じたいところですが・・・。
願望と力量が伴いませんが、出来るだけ取り組みます。

 もう一つは、北九州市vs福岡市という競合について。
人口増減の比較や新幹線効果などとも関連させて、いろいろなところで話題になっていますが、これに「伊勢丹小倉店」の撤退が、「論拠」にされているものが見受けられる。
 山口・九州圏の各都市にとって、「経済活力の向上」について考えるにさいしては福岡市についての考察は不可欠でしょう。特に中心市街地・商業の活性化を構想する場合、天神地区をどう位置づけるか、ということは一度はやっておかなければならないテーマだと思います。

 しかし。
今回の伊勢丹小倉店の撤退話を「対福岡」を考える上での「論拠」にするというのは疑問です。
小倉店の撤退は、北九州市の対福岡市的地盤沈下だとかの根拠となるような話ではありません。これはもう「伊勢丹が自分で転んだ」という以外に説明出来ないことでありまして、井筒屋は好調、頑張っているわけですからね。対福岡で伊勢丹がダメになったのなら、井筒屋もそうなるハズでしょ?

 『百貨店を発明した夫婦』、出張の機内で再読しました。
“ラグジュアリィに進路を取れ”「目指せ!一億総中流」を標榜する当サイトにとって、鼓舞されるところの多い本です。
あらためてもう一度おすすめします。

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