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大型店規制はいつか来た道

 なんか『大店法』時代を思い出しますね。
店舗面積○○○㎡以上の店舗を出店するにあたっては、地元の商調協の協議による調整を得なければならない、ということで大変でした。

 「調整4項目」ということで
①売り場面積
②閉店時間
③休業日数
④開店期日
について協議を行い、
①既存商業者への影響の緩和
②対応のための時間の確保
を目指したものです。

出店案件は各項目について相当「調整」されましたが、その間、地元商店街で効果的な対応策が講じられたかというと、ほとんど無かった、というか、当時は対応策などあり得なかった、というほうが適切でしょう(その理由は後述)。
したがって、せっかく4項目についていろいろ制限を欠けてみたものの、
既存商業者の「買い物の場」としての機能・魅力を増進させることは出来ませんでした。

 ついでに言っておきますと、地元商業者が商店街を見捨てて郊外にショッピングセンターを開設する場合は、ほとんど調整無しですんなりOKだったと思います。
商店街としてはこちらのほうがよっぽど打撃でした。
まちなかから有力店舗がごっそり抜け出し、郊外に新しくデスティネーションを作り、顧客をみんな連れて行くわけですからね。
 これで壊滅的打撃を受け、未だに立ち直れない商店街はたくさんありますからね。

 ウ~ム、脱線ばかりしておりますが、いいたかったことは、
①郊外出店を規制してもお客が帰ってくることはない
②お客を呼び戻すには、郊外SCの有無に関わらず、しっかりした「来店目的」・「買い物の場」を作り上げる以外に方法はない、ということです。

 郊外出店の規制をよろこんでいる人は、
①『大店法』時代の教訓を忘れている か
②当時の状況を知らない人 のいずれかですが、なかでも①的状態にある人たちの責任は重い。

 規制を奇貨として、「買い物の場」としての再生を目指す取り組みをスタートさせないと、次の機会はもうありませんからね。
新しい規制を「感謝」しているようでは「おまえはもう死んでいる」
といわれかねません。

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