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金融機関の取組

 中心市街地の活性化は、ここに多くの顧客が立地している地場金融機関にとっても戦略的な課題となっています。
金融の自由化の進展に伴い、大手の地方進出が顕著になるなかで、」「生き残りをかけた」戦略構築・試行が取り組まれているところだと思いますが。

 ここに来てクローズアップされるのが、「中心市街地活性化」の取組を如何に新しい「事業機会」にしていくか、ということです。

 早い話、一読、地場の金融機関から「またとない事業機会が発生する」と評価され、取組の推進に協力してもらえるような『基本計画』、つまり事業の進展につれて商店街のここかしこで繁盛店が生まれ、「業容拡大」の資金ニーズや改築・改修の設備投資ニーズ
が発生することが大きく見込まれる内容になっているかどうか、ということです。

 当社が経験した範囲で紹介しますと、商店街の連合組織が取り組む「商人塾」の開催経費について地元の信金さんが協賛した、というケースがありました。私も本部に挨拶にご一緒しました。
成立するにあたっては事業の趣旨、とりわけ「自助努力」である、ということが決め手だったようです。
考えるまでもなく、地場の金融機関は商店街と足並みを揃えて成長して来たわけで、「夢よ、もう一度」基本計画に賭けてください、といえる内容になっているかどうか。

 他でも商人塾に金融機関から参加するという例は良くあります。
地場金融機関と商店街・個店の自助努力の連携は、双方にとって意義のある取組ですね。

 商人塾、四者体制による取組が難しい場合は、商店街プロパーの取組になることもやむを得ませんが、その時ネックになるのが「費用」という問題。補助制度を利用するにも「自己負担分の捻出が出来ない、というか「勉強にお金を掛ける」というビヘイビアがありません。

 「お金が無くて」という人には、“組合で借り入れを起こしたら”というのが当社のアドバイスですが、どうですか。
組合主催の場合、参加料20,000円、他は組合負担、不足分は借り入れ、というのは当たり前です。
これについて「合意形成」することが新しい取組の第一歩ですね。

 金融機関の取組としては、中心市街地立地の顧客・商店主を対象に「商店街活性化への道」セミナーを開催する、という画期的なところが新たにあります。趣旨に共鳴した独立自営所業者をはじめ関係各方面から多数の参加を確保すると、新しい方向と方法の取組のスタートになります。

 取組が成功すれば前述のとおり、新規投資(業容拡大・設備更新=これは活性化成功の「目安」)が発生しますから、地場金融機関としては新しい事業機会であり、このことは都市・中心市街地としては「経済活力の向上」そのものです。

 「活性化協議会」のメンバーでもあるだろう地場金融機関に「事業機会」を提示している『基本計画』になっているかどうか、というあたりが重要になってくるわけで、ホントに活性化を実現できる方向と方法なら地場金融機関の出番は必ずあるはずです。

 地場金融機関との連携によるセミナーの開催、「活性化への道」のスタートを何が何でもこじ開けるぞ、と決心すれば道は開ける、という一例でもあります。

地場の金融機関さん、一肌脱ぐことが事業機会の革新です。
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  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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