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「活性化協議会」の前作業

 スキームによれば中心市街地活性化協議会は、
「基本計画及びその実施に関し必要な事項その他中心市街地の活性化の総合的かつ一体的な推進に関し必要な事項について協議する”ことを目的として組織されます。
 メンバーは、商工会議所を筆頭に、基本計画所載の事業の実施者などで構成されています。ご承知のとおり。

 趣旨は当然ですが、実務的には重大な懸念がありまして。
いったい、協議会のメンバーは、
基本計画及びその実施に関し必要な事項その他中心市街地の活性化の総合的かつ一体的な推進に関し必要な事項について協議する”
という任務を全うするために必要な識見・技術をいつ・どこで修得したのだろうか、
ということです。

 事前に知識・理論は装備している、と胸を張れる事前準備をしたところを除けば、ほとんど、従来的・見よう見まね的知識をもって「協議」することになるのではないでしょうか?
それで果たして任務が達成できるものでしょうか?

 メンバーのなかでも特に商業者代表の役割は重要です。
「本当にこの基本計画にその気になって取り組めば活性化を達成できるのか、計画に不足していることがあるとすれば、それをどう集積・補完するか?という課題は、計画に「自分のこと」として取り組む立場の商業者のGOサインが不可欠です。

 商業者代表は、「この計画を商店街の仲間に示せば“みんながその気になる”かどうか」ということを主眼に計画をチェックする、という役割を負っています。
果たして役割を遂行できる能力を持っているかどうか、持っていないとすれば、どこでどのように修得するのか、といったあたりは協議会の主催者及び市町村にとって極めて重要な課題です。

 だって、この人たちは、基本計画作成委員会のメンバーもかねていたりします。
そもそも、基本計画作成委員会のメンバーさんたちについても、計画作成に参画するにあたって必要な知識・技術をいつ・どこで・どのように装備したか、ということがありますからね。
まさか、商店街を現状見られるとおり、という〈情⇔景〉を現出せしめるについて発揮された知識・技術をもって「中心市街地活性化」の方向と方法を新たに構想する、というのは出来ない相談ではないかと思うのですが・・・。

 ということで、今からでも遅くない(と思う以外ない)、ということで、商業理論、都営経営などについての勉強の機会を設定することが必要です。
これをやっておかないと、基本計画は「点や線」で計画された個別事業に「お墨付き」を与えるだけ、中心市街地の行く末に責任を持つことは出来ません。
それとも持てますか?どうして持てるんですか?
法律だって読み解けませんけど?

 ということで、計画作成委員会も協議会も任務遂行に必要な識見・技術を修得する、というプロセスを必ずくぐることが必要です。
この過程の取組をきちんと計画してやり遂げることが「中心市街地活性化」の第一歩、間違いのない方向へ進むために省略を許されない一歩目の取組です。

 ということが分からない人は分かる努力をしないと、
「大変なことになりますよ!」
と思うわけですが・・・。
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