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短絡顛倒した活性化手法

商店街活性化はスタート時点での結果と原因の顛倒、ボタンの掛け違いが今なお続いています。
商店街活性化は、大店法当時からずうっと一貫して "後発の郊外型商業施設とどう棲み分けるか" という問題です。この問題を放置した活性化事業=通行量増大などは、本当の競合を無視した隣接商店街との差別化競争になります。

どこで間違ったのか?
大店法当時、スタート直後に間違いました。

①大型店襲来、対策が必要
②その前に出店の影響を確認しよう
③売上を調査するのが本筋だが難しい、通行量の変化で確認しよう
④通行量調査→通行量激減
⑤大変だ、通行量増大に取り組もう

ということで、見れば分かるように④という調査結果から、対策としての⑤は出てきませんね。栄供養音結果としての通行量減少を原因と錯覚、短絡して通行量を増やさなくては、となってしまった。
本当は影響甚大は確認した、さあ、対策を考えよう、ということで大型店の正体を分析して「棲み分け」の方法を考えるべきところ、いきなり「通行量の増大」に向かってしまった。大短絡ですね。

以来、今日まで結果と原因視する大顛倒は修正されることなく続いています。
消費増税はなんとか乗り切ったとしても、これからさらにコロナの影響が深刻化するポストコロナの商店街活性化は、結果を原因と取り違えたままの差別化→通行量増大ではすぐに行き詰まります。
これまでのように"日頃世話に名ているから協力しよう"という余裕のある人はドンドン減っていく。
協力しようにも協力する余力が無い。組合からの退会者も出てくるはず。

アーケード、カラー舗装、空店舗活用、三種の神器等々は隣接する商店街との差別化=競争手段にはなりましたが、天敵:ショッピングモールとの競争ないし棲み分けにはほとんど効果がありません。郊外型商業集積との競争に「差別化」は通用しません。
この誤解が続いている限り、商店街は活性化出来ない、ポストコロナで存在価値を発揮することが出来ません。
今こそ立ち上がって商業集積としての存在価値を自分たちで構築しなければならない。方向と方法は我々が提起しています。使用するかどうかはシビアに検討してから。
検討するにはプレゼンテーションを吟味するのがいいですね。
当社が提唱する商店街活性化への道:コミュニティモールプロジェクト

一読すると商店街―中心市街地活性化の問題状況が俯瞰できます。是非おすすめです。
結果と原因の取り違えは、新しい活性化への道を選択しないと取組を訂正することは出来ません。
新しい立場に立ってはじめて見えてくる問題、解決策があるのです。
これはおそらく商店街として活性化に取り組める最後の機会かも知れません。
これまでの取組とはなったく異なる真剣勝負を目指しましょう。

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  • Author:進化する売場研究会
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    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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