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「まちづくり」は環境対応を無視した身勝手な取組

商店街が空洞化したのは環境の変化への対応が十分できなかったから。このことに異存はないと思います。
環境の変化とはどんなものだったか?
▢環境変化の三点セット
その一、競争の変化 商店街間競争から商業集積間競争へ
立地条件から店揃え・売場揃えの競争へ
その二、消費購買行動の変化 個人の価値観に基づく買物行先の使い分け。あるときは価格重視、あるときは利便重視、またあるときは"自分らしさ"重視というように
その三、商店街内部の変化 売場の陳腐化、空き店舗の増加、後継者難等々
▢商店街の対応
 環境の変化を十分把握して対応策を講じなければならないところ、それを怠って商店街全盛時代の"商店街間競争"のノウハウを利用して街に不足している物やこと、あった方が良いと思われることや物を付け加えることに専念し、それを"まちづくり"と称している。環境変化への効果的な対応にはなっていないため、取り組みにほとんど効果が見られない。大店法撤廃以降、街づくに取り組んだ結果増収増益を実現した、という商店街は皆無に近い。
▢商店街の現状
 二十年~三十年と言われる長期デスレ、消費増税、コロナ災害とトリプルパンチに見舞われているのが商店街の現状、これからさらにコロナ災害の第二波、第三派が襲来することも予測されています。持続化給付金はすぐに底をつき、経営を維持するにはどうしても営業活動から経費原資を確保しなければならない。
一日も早く客数✕客単価を取り戻さなければならない。
そういう課題に直面している個店は少なくなくと思います。
そうした中で今起きているのは新しい競争です。
ポストコロナのお客に対して誰が最も魅力的な売場を提案出来るか、という競争。
この競争に"街にあれこれ付け加える・まちづくり"の取り組みはほとんど効果がありません。
何が何でも取り組まなければならないのは、お客から見た買物行先としての魅力を備えた売場」を作ること。
これまでの商店街活性化、まちづくりでは経験したことの無い取り組みです。如何に取り組むべきか?
▢まちづくりへの決別
 商店街全盛時代からなに気無く続けられているのがまちづくり。環境の変化は一切無視、ひたすら商店街間競争時代の競争ノウハウであるライバル商店街が取り組んでいないことにいち早く取り組む―業種揃え・売場揃えは不問のまま、街に何かを付け加えることでお客を呼ぶ、という商店街間競争時代、同質微差の商店街同士が顧客吸引を巡って争った時代はそれが正解でした。
しかし、集積間競争の時代、買物目的に対応した業種揃え・店揃えの優劣を巡って競争が行われているとき、まちづくりには何の競争力もありません。商店街が取り組む来街者・通行量増大の取り組みがほとんど効果が無いのはそれが買物行先を選択するときの理由になり得ないからです。
同質商店街間競争の手法=差別化に決別、商業集積間競争時代に商業巣有責として生き残る方向と方法を確立することが求められています。
ポストコロナの取り組みはまさしく、この、商業集積としての持続可能性を再構築する、商店活性化の道とそいて取り組むことが求められています。
その第一歩の取り組みが"お客に見える売場づくり"。
増収増益を実現しながら、売場を思い通りにコンとロールする技術を身につけます。まずは売場のつくりかた、商品構成の精度の向上、サービスミックスの改善などがその後に続きます。
まずは7~8月の2ヶ月で"売れる売場"の作り方を修得。引き続き本格的な増収増益の道を構築する秋冬商戦に入っていく、というシナリオは如何ですか。
ポストコロナを事業機会として確保していく商店街の新しい挑戦としてご検討ください。

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