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商業理論の不在は深刻

我が国には現代商業を全体として理解するために必要な「商業理論」が作られていないことは、当の商業系の学界以外ではほとんど知られていません。
商業理論はなぜ必要か?
商業理論が無いと現実に於いてどのような不都合が起きるか?
これまで何度も取り上げてきましたがこれは極めて深刻な問題、放置するわけに行きません。
平時に於ける経営は経験+創意工夫で良いのですが、経験したことの無い環境変化が起きた場合は、その変化を理解し経営に及ぼす影響を予測、対応策を講じなければならない。
経験したことの無い変化の場合、その作業を導くのは理論です。
その理論が無くて従来の経験で対応すると、対応にならない場合があることは言うまでもありません。
大型店の出店攻勢、ショッピングモールの登場、消費増税と相次ぐ環境の変化に対して理論を装備していない商店街は「経験と勘」、「通説」で対応してきましたが、効果的な対応が出来中田ことはご承知の通り、その結果環境が変化する毎に商店街の疲弊は深刻化する一途でした。
そこに登場したのがコロナ災禍。
消費増税による「買い控え・店ばなれ」が起きている中でのコロナの襲来は外出自粛・「街ばなれ」を引き起こしむ、売り上げは見る影も無いレベルに落ち込んでいます。
ここからの脱出、持続可能な営業収支を再構築するのは並大抵のことではありません。
もちろん、これまでの経験と勘に頼った経営は通用しません。
コロナが収束しても消費増税で落ち込んだ売り上げが戻ってくることは無いのですから。
何をなすべきか?
既にご承知の通り「売れる売場」を実現することで新しい繁盛店への道を切り開くことが出来ます。
けして難しいことではありませんが、難しいのは事業として採用すること。これはもう自分たちでハードルを突破していく以外にありません。
一つ、努力目標を。
商業理論が無いと言うことは、行政の商店街政策も理論に基づいていない、ということ。何十年も同質類僅差の事業を繰り返しているのはそのためです。
商店街と同じく市役所も商業理論を装備する必要があります。
商業理論なしで「地産地商」「域内消費―所得循環の保持」が出来るわけがありません。
商業理論を獲得すること、
この課題は都市経営上の重要課題として市役所、商店街同時に修得機会を確保したいものです。

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