FC2ブログ

業容・ラグジュアリィ・モール

 最近、サイトの方には「業容」、「ラグジュアリィ」などをキーワードにしたアクサスが目立ちます。
いずれも当サイト独自の定義をしている「専門用語」です。
 
 どうしてわざわざ新しい用語を用いるかと言いますと、簡単なことで、実体としてはよく見られる事柄なのに、それを言い表す適切な言葉が無かったから、です。
業容:個々の小売業のありかた。実在する個々の店舗は、業種でも業態でもなく、それぞれ曽於店舗独自の品揃え・接客・環境を作っています。「業種」で一括されていてもその内容は千差万別であり、お客にとって「買い物行き先」として意味があるのは、業種でも業態でもなく、業容です。

 「業種・業態の常識」などというのは、業界関係者のアタマの中にしかないのでありまして、そういうものを個々の店舗の業容づくりの基準にしたりすると、空洞化のもとです。
他に買い物行き先がなかった時代ならいざ知らず、「店あまり」がだれの眼にも明らかな時代には通用しない経営ノウハウです。

 ちなみに、「店あまり」とは、お客からみて「買い物行き先といて評価される少数の店」と「あってもなくてもどっちでもいい多くの店」が混在している状態です。「買い物行き先」と評価される業容の店舗が増えれば、「あってもなくても良い店」の衰退がさらに早く、さらに多くなるはずです。

 繁昌する個店・商店街を目指すということは、「あってもなくてもどっちでもいい店(だから空洞化した、だから活性化が必要)」から「買い物行き先としてなくてはならない店」へ業容を変えていくことです。
きれいごとではありません。

 「店あまり・もの余り」とは消費が普及し尽くした社会、ゼロサム社会とを意味しています。
片方が伸びれば片方がへこむ社会です。
「SCとの棲み分け」といえば無風のようですが、実際にはSCから「ラグジュアリィ志向、ラグジュアリィになびく」ショッピングを引き剥がさなければならない。

 某市某商店街では、行政主導でSC(ゆめタウン)が誘致されたとき、「SCが出てきて良かったね」を合い言葉にオープンの2年前から業容転換に取り組まれたことがありました。
取組は成功し、オープン後、SCから商店街・各個店へのコンパリゾンがうるさかった。
その成果
その2

 商人塾~個店の業容転換と取組みを進め、最後は「ファサード整備」で仕上げられました。
「ハード事業に取り組むならその前に「業容」を整備せよ」というノウハウどおりです。
 現在は別の要因が重なって当時ほどの景況はなくなっていますが、それでも何でこの街にこんな店が、という業容の店が幾つもあります。
(※なお、サイトは目下休止中、事例は「保存版」です。期間限定でアップします。)

 「業容」と「ラグジュアリィ」は、商店街活性化にとって不可欠の「専門用語」ですね。
目下、「ラグジュアリィ」を「理論創発」で展開しています。

 先日、急に思い立って「ゆめタウン大牟田」の増床オープンを見てきました。「アクセル&ブレーキ」に得るものが多かったです。「テナントミックスマネジメント」とか。

 隣接する新栄町商店街も駆け足で。
目と鼻の先のSCが増床したというのに、効果的な対応が出来なかった、ということを如実に示す〈情⇔景〉です。
しかし、「中心市街地はラグジュアリィを目指す」ということを理解し、志向すれば活性化実現の可能性は十分です。

 ゆめタウンの増床オープンの次は、イオンモール大牟田の出店というビッグイベントを控えているわけですが、イオンのオープンを期限として「ラグジュアリィモールへの転換」に本気を出して取り組むこと。

 ゆめタウン大牟田・大牟田市の話題は、サイトの【商店街起死回生】をウオッチ。
ブログランキング

コメントの投稿

非公開コメント

-
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ