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論理を欠いた売るための工夫が売場を劣化する

商店街立地の個店群は街の全盛期と比較すると見劣りがする状況に陥っているのはなぜか?

顧客のショッピング行先の評価は相対的、よりすぐれていると主観で評価する売場が登場すれば、それまで支持していた売場は陳腐とみなされてショッピング行き先から転落する。お客のマインドマップにおける自店売場の位置は競合売場との優劣比較の結果。

競合はお客の背後にいるので視認できない。
見えるのはお客が来店しなくなったことだけ。
原因は何か?
店内はいつもと変わらず、特に思い当たることがない。
原因は、店外にあるはず、通行量? アピール不足?
もっと目立たせるには、という問題意識による「見えなくなる工夫」の始まり。

ノボリを立てる、看板新調、ガラスにポスター、チラシ。
花壇を置き、価格訴求商品のワゴンを店前に。
等々の工夫が店のアイデンティティを毀損する。
商店街全盛時代の成功体験に基づく集客工夫が売場の劣化を促進する。
〈見えない競合〉との競争にこういう工夫はまったく無力、というかハッキリ言って逆効果。

愛顧客から見た来店目的の比較優位性をめぐる競争、通行量や空き店舗の存在は主問題ではない。
(実際に空洞化している現在の商店街にも繁盛店は存在する)
問題は、自店よりも優れた業容の競合が登場したこと、それに対する対策を間違えたこと。
多くの場合、競合は新たに進出した商業施設のテナントであるチェーン店。
そうとわかれば打つ手はある。
まずは「チェーン店の正体」を理解すること。

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