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三種の神器 その三、100円商店街

☆三種の神器 その三、100円商店街☆

商店街活性化・三種の神器、最後は100円商店街。

販売促進としての「三種の神器」に共通する特徴は:
1.客数が少ない→新規のお客が欲しい
2.新規のお客が来れば売上がアップする→売場には問題ない
という前提に立って企画されること。
お客さえ来れば打ってみせる、と言うことです。
通常の集客イベントは、店前通行量を増やせば個店のお客が増える、と言う仮説に基づいて取り組まれていますが、あまり成果が挙がりません。
そこで三種の神器はさらに突っ込んで「売場に入ってくる企画」にすることで、催事参加者を確実に個店のお客しようという企画です。

まちゼミ、一店逸品において素の趣旨がどのような結果になっているかは既に見た来たとおり。
100円商店街はどうでしょうか。

シナリオは次の通り。
1.各個店の店頭に100円均一売場を設置する
2.宣伝をしてお客を集める
3.100円アイテムをピックアップしたお客は店内レジで精算する
4.そのついでに店内を回遊してプロパーの商品を騒動買いする
5.店のお得意さんになる

思いついたのは某市の商店街活性化担当者。
1.活性化するために商店街に人を呼びたい
2.100円ショップは集客力がある、誘致しよう
ということで誘致しようとした上手くいかなかったので各個店の店頭で100円均一のワゴンを出して集客するイベントを考えたのが始まりだそうです。

開催したところ、いつもはまったく商店街に来ない人たちが大勢来街、賑わったそうです。イベントとしては大成功、しかし本当の目的である商店街の新規顧客の増加は実現しませんでした。なぜか?

答えは簡単、100円商店街御イベントの来街者は、100円アイテムを買うことが目的で、個店プロパーの商品には興味が無い。店内レジまで入ってきても心は既に次の100円売場に向かっています。早く行かないと売り切れるかも知れない。
第一、100円均一に興味があって来店したお客がプロパー商品を衝動買いするわけがない。

と言うことで、人は集めたが目的を達成することは出来ない、という「三種の神器」的結果に終わります。
例外はありません。

あらためて考えていただきたいことは、売上が落ちたら販促をしないこと。
まして新規のお客を欲しがっていろいろ工夫をするというのはほとんど効果が無いと肝に銘じておきましょう。
業績が悪くなったらまずやることは悪くなった原因を発見し解決すること。
第一に取り組むことは売場の見える化です。

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