FC2ブログ

商店街活性化は誰の仕事か

商店街活性化は誰の仕事か? 我が国の商店街活性化について、体系として示されているのは、『中心市街地活性化法』及びその『基本方針』です。 中活法の規定を見てみましょう。
(中活法では中心商店街を都市の旧中心市街地・商業街区としています。以下、中心市街地=中心商店街と読み替えます。 )

 中心市街地活性化は「中心市街地における都市機能の増進及び経済活力の向上」と定義されています(中活法第一条)。
経済活力の向上が商店街活性化のことです(基本方針第七章)。
中心市街地(都市旧中心部・商業街区)の経済活力の向上(商店街の活性化)は誰の仕事か。

『中心市街地活性化法』の規定

(国の責務)
第四条 国は、前条の基本理念にのっとり、地域の自主性及び自立性を尊重しつつ、中心市街地の活性化に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。

(地方公共団体の責務)
第五条 地方公共団体は、第三条の基本理念にのっとり、地域における地理的及び自然的特性、文化的所産並びに経済的環境の変化を踏まえつつ、国の施策と相まって、効果的に中心市街地の活性化を推進するよう所要の施策を策定し、及び実施する責務を有する。

(事業者の責務)
第六条 事業者は、第三条の基本理念に配意してその事業活動を行うとともに、国又は地方公共団体が実施する中心市街地の活性化のための施策の実施に必要な協力をするよう努めなければならない。   

 ということで、個別都市の中心商店街活性化は、地方公共団体の責務dcえす。

 それでは、地方公共団体は、中心商店街活性化を推進するために必要な知識・技術をどのように確保しているでしょうか?

第一に、商業理論を装備していること
商業理論を持たないと中活法の体系を『商店街活性化の枠組』として活用することが出来ません。

第二に、商業理論を導きとして『活性化の論理と戦略』を構築すること。  
商店街活性化のシナリオ』です。  

 このシナリオを中活法のスキームに載せたのが『中心市街地活性化基本計画』になります。基本計画は、商業理論を装備し、理論を導きに活性化の論理と戦略を構築してからで無いと中活法のスキームを活用することは出来ません。

 なかなか目標達成にたどり着けない商店街活性化、公的資金を投入し続けるなら改めて商業理論を修得し、『活性化の論理と戦略』を確立しておかないと、財政、議会、そしてなにより商店街に活性化の方向と方法を提唱、合意を形成することが出来ないと思います。

 商店街活性化は、もはや商店街の「経験と勘」に基づく企画に補助金を付ける、という従来の手法はどこから見ても通用しなくなっています。 都市経営上の重要な課題である商店街活性化に責任を持つ地方公共団体は、これまでのような慣行的事業に漫然と取り組むのでは無く、商店街の商業集積としての持続可能性の維持または再構築という目的の実現に向けた、目的合理性を持った体系的な取組を計画推進する、再スタートの時期では無いでしょうか。

コメントの投稿

非公開コメント

-
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ