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仏作って魂入れず


 中心市街地活性化法のスキーム(法・基本方針・マニュアル)を利用して中心市街地―商店街を活性化するには商店街を取り巻く問題状況を理解するための商業理論をはじめ計画を作るために必要な知識、問題解決全般に関する知識などが不可欠です。活性化を計画し推進するために必要な知識を持っていることが中活法のスキームで商店街を活性化する前提条件です。

 中活法のスキームは、前提条件無しでは商店街を活性化することは出来ません。多くの中心市街地―商店街活性化が挫折しているのは、前提条件を装備しないまま、装備が必要なことを知らないまま、計画作成―実践に入ったことが原因です。

スキーム通りの計画は作ったものの、魂が入っていなかった。仏作って魂入れず、ですね。
(写真参照)
P1050483_20181214223335f01.jpg
 魂(必要な条件)を入れずに作られた計画を実行しても活性化を実現することは出来ません。取り組んだ都市の多くが失敗・挫折に終わっているのは当然と言えば当然のことです。なぜこんなことが起こったのか?

 第一の要因は、商店街活性化とは商店街をどうすることか、定義が無いこと。商店街活性化を定義せずに目的を立てることは出来ません。
活性化が定義されていない多くの計画では、「歴史と文化を活かしたまちdくり」、「世代を超えた交流が楽しめる街」といったスローガンが目標に掲げられている始末です。これを実現するための目標として「通行量の増加」を掲げ、通行量の増加につながらない一過性のイベントを繰り返す、という一貫性の無い取組になっています。
どうしてこういうことになっているのか?
その原因は、衰退の原因である郊外型松魚言う集積とどう対応したら良いか分からないということがあります。

 第二の要因は、したがって、
商店街を活性化したい、商業集積として持続させることを目指す、と決めたらまず最初に取り組むべきこと=郊外型商業、チェーン型商業にどう対応するかということを検討決定しなければいけないのにまったく手が付けられなかったこと。

 手を付けようにも相手の正体が分かりませんでした。
郊外型商業とは何か?指導に招聘された学識経験者も郊外型商業の特性などを理解する理論を持っていません。結局、商店街が取り組んで来た『商店街間競争』のツールを使って「活性化事業」に取り組んで来ました。

 即ち、「商店街活性化」の取組はソフト&ハード、両面にわたって多種多様に取り組まれてきましたが、目標は何か、何を実現するために事業にとい組むのか、肝心の所はすっぽり欠落していました。
仏作って魂入れず、ですね。

 取組に『魂』が入っていなかったわけです。

 我が国の商業学界は、マーケティングをはじめ各論については、蓄積があるものの、商学原論、商業基礎論と言った商店街活性化を導くレベルの研究についてはほとんど成果がありません。学界では現在も、商業原論の構築の必要が叫ばれていますが、なかなか実現出来ません。
このままではとうてい消費増税、商店街活性化のスケジュールに間に合いません。

 自分たちで『魂の入った』活性化への道を選択して歩き始める以外にありません。

唯一提供されているのが当社の「コミュニティモールプロジェクト」ですね。
プロジェクトに『魂が入っている』ことをあらためて確認し、プロジェクトへの抽選を決意しましょう。

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