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商店街活性化的頭の使い方

というものがありそうですね。
問題が「商店街活性化」になるととたんに「活性化脳」にスイッチが入り、日頃の頭の使い方、働き方とはまったく違ってしまう・・・。

活性化の補助金の知らせがくると、
補助率2/3か、使わない手は無いと即断、使い道を考える。津なわないともったいない、という発想からの取組ですから特段取組チア、取り組まなければならない課題が頭に入っているわけではなりません。
ともかく、1/3の投資で2/3を獲得しようというのが動機ですから応募要項をよく読んで出来るだけ要項に即した内容の事業計画を作り上げる。

ハード事業ならコミュニティ施設の開設
ソフト事業なら集客イベント
事業経過君体裁は整えますが、目的は補助金を取って使うこと、ですから事業終了後に期待する「残存効果」のことはまったく考えていません。

お金を適切に使い切ること、それ自体が目的化している、というか、はじめからそのつもりでした。
補助事業に取り組む目的:1/3の自己負担で2/3のお金をもらって使うこと。
先立って存在する問題の解決でも、後に残る効果を期待してのことでも無く、2/3のお金をスルーするのはもったいない、というだけの動機で事業に取り組む。たいていは補助金取りに実績を持つ理事長さん主導で決まって行きますね。もちろん、効果は得られないので組合員はしらけっぱなし、イベントでも会議でも欠席者の方が多いという状況。

これではいかん、とさらに補助金を取ってきて事業に取り組むが・・・、悪循環ですね。

集客イベントについて。
イベントで来街者を増やすのは組合の仕事、増えた来街者をお客にするのは個店の仕事、というのも時々聞かれます。これも不思議な話。

各個店はイベント目的で来街した店前通行者を入店させ、買い物させ、その結果に満足してもらい、愛顧客になってもらわなければならない、その結果として買い物目的の来街者が増え、回遊客がふえ、通行量が増えるのですから。

イベント客が個店に入店するのは、「衝動入店」ですね。商号入店とは、まったく入店する予定は無かったが、外から売場を見たとたん、その入店訴求に心が動き入店しまう、という行動のことです。
この行動を喚起する力が、業績低迷に陥っている個店にあるのかどうか。
理事長さんは、お互い商売のプロだから出来るだろう、といいますが・・・。
結局、集客イベントの成功は、何の手立ても講じていない個店のだサード、売場の在り方に掛かっている、ということになります。

考えてみるまでもなく、商店街の愛顧客の増加という究極のテーマは、個店顧客の増大を通してしか実現することは出来ません。個店のお客が増える、お客が増える個店が増えることを通じて商店街のお客が増え、回遊が増え、街全体が活性化に向かう、というシナリオは変えることが出来ない。

これは、ハード事業などにも共通する商店が活性化のシナリオです。

ちょっと考えれば誰でも分かることですが、考えないから分からない(^_^)

以上は極端な例ではありませんよ。補助金を使うのが上手、活発に事業に取り組んでいると評価されている商店街の多くに
共通する実態。

どうも「商店が活性化」となると、ものの見方、あたまの働き方が日頃と一変してしまうのでは無いか、ということで「商店街活性化脳」というタイトルの由来。

 学識経験者もいっそですね。
自分が研究している限りでは商店街活性化の実現はきわめて厳しい、しかし、現場でそうは言えない。それほど自信があるわけでも無いし・・・。

 自称商店街活性化の専門家が宣う「住む人来る人を増やせば街は活性化する」的な論証抜きのご託宣を批判できない学識経験者、この人たちも「商店街活性化」と聞いたとたん、「活性化脳」にスイッチが入ってしまうようです。

 専門家や学識経験者が「活性化脳」に支配されているのも困りますが、もっと困るのは、商店街で活性化のリーダーを務める人たちが活性化脳に支配されること。真っ先に脱却してもらわないと活性化脳を駆除することは出来ませんが・・・。

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