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「活性化」という万能語

 地域活性化、商店街活性化等々「活性化」は、一日として聞かれない日は無いというくらい蔓延していますが、では
その意味するところは?
と自問してみるとすらすらと説明出来るかどうか。

  辞書を引くと、機能が活発になること、程度の説明しかありませんね。この程度の意味で「地域活性化=地域の機能が活発になること」「商店街活性化=商店街の機能が活発になること」と理解して取り組むと、活発になりそうなことなら何でもいい、とりあえず動きが出れば活性化、ということになって、結果、活性化に取り組んだという自己満足は出来ても、元々の問題は全く解決に向かっていない、ということになりかねません。

「活性化」という言葉は「元気になる」「変わる」という意味で使えば万能語ですが、本気で何かをk成し遂げなければならない、解決しなければならないという状況で、「活性化」といっても問題が解決に向かうことはありません。
要注意です。

今現在、我が国の各方面に於いて、「活性化」という言葉が用いられる状況は、
1.対象である地域や組織の状態が長期停滞しており、先行きが見えない
2.このまま成り行きに任せていると持続出来なくなる可能性が高い
と判断される状況に対して、
3.適切な施策を講じることで
4.持続可能性を再構築する
という意味だと考えてはどうでしょうか?

【活性化=持続可能性の再構築】

  このように考えると、商店街活性化の場合:
「 地域住民の買物行き先として持続するためには何が必要か?」
という問題を考え、施策を講じることになります。
単に活性化=動くこと、動かすこと、というレベルとは大違いですね。
特に商店街活性化の場合は、消費者ニーズへの対応だけでは無く、郊外型商業施設やEコマースとの関係も視野に入れて対策を講じなければ【持続可能性の再構築】は実現出来ません。
活性化するには何が必要か?
問題を的確に立てるとそれだけで解決に向かって大きく前進出来ることがあります。

ということで、【活性化】という万能語を使うときは、対象である地域や組織などの「持続可能性の再構築」という意味で使われることをお勧めします。

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