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ゆめタウン佐賀 三たび

佐賀市出張のついでに見てきました。
あらためて「ショッピングコンプレックス(当社命名)」の力を再確認してきました。
レイアウト図
図の下方、中央の出っ張りがGMSイズミの位置です。
競合するイオン大和ショッピングシティ

 こちらはモールとしては変則というか、相当以前のSCという感じの構造・構成で比較しても参考にならないかも。
で、本命はこちら
イオンモール福岡ルクル
絵に描いたような二核ワンモールです。

ぞれぞれSCにおける「核」ことGMSの配置を見てください。
ゆめタ佐賀の場合、メインの駐車場からモールへ入っていくとイズミの店内に入ることになります。イズミ内部にはモールに通じる三本のコンコースが設置されており、ここを通り抜けるとモールに出ます。
モールの向こう側は1Fはレストランゾーン、2Fはフードコートです。レイアウト図があるから説明の要はなかったw

で、本来「核」が配置されるべきモールの両端にはデスティネーションストアが配置されています。
すべてフリースタンディングでも採算可能な集客力を持っています。
「この店があるからゆめタウンに来た」という来街動機になる店舗です。デスティネーションストアをモール両端に配置することで、モールの回遊性を作っているわけです。

 イオンモールの場合、核の位置には伝統どおり、GMS・ジャスコが配置されています。ジャスコがモールの「核」という機能を果たせる業容を持っているかどうか・・・。
果たせないとすれば、大変です。
①回遊性を発揮できない
②DMSの収益に影響が出る
これは多くのSCにおいて「核=GMS」が陥っているところです。

ゆめタ佐賀の場合はどうか?
①回遊性はデスティネーションストア群が創出
②イズミはモールとの関係で好位置に配置、モールからの回遊を実現している
というところが従来的二極ワンモールタイプと決定的に異なるところです。

 ゆめタモールの各テナントさんは業容の磨きが不十分です。
SCの課題は、既存テナントから採算割れを出さない、モールマネジメントを実現すること。
前にも書きましたが、テナントの業容管理技術を蓄積すると、次のステージでは一人勝ちでしょう。

 モールといえども退去テナントが出たら後が埋まらない、という時代が目前に迫っていますからね。
SCは人工商店街、と喝破されたのは島田陽介先生ですが、そろそろ退出テナントの後継テナントが埋まらない=空洞化が目立つSCが目立つようになってきました。
中心市街地の再開発ビルなどは、推して知るべし、です。

takeoの関心事は、ゆめタ佐賀で開発された業容革新のノウハウが、以降のSC開発にどう活用されているかということ。
特に小振りな「ゆめタウン別府」の出来映えは、中心市街地の回遊性の実現とともに興味の深い試みです。

参考:ゆめタウン別府と中心市街地の考察
読者との論議が始まっています。
よかったらあなたもどうぞ。


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