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見える問題と見えない問題

目に見える問題の背後には目に見えない問題が潜んでおり、往々にしてそれは知識の力を使わないと見えないものである。 

活性化に取り組んでいる商店街では、
通行量の減少
空き店舗の増加
販促事業の陳腐化

などの問題が指摘されます。

誰が見ても「問題だ」と分かります。
活性化の取り組みは問題ごとに
通行量の増大
空き店舗の活用
販促事業の新企画
に取り組まれます。
すべて目に見える取り組みです。

商店街活性化の取り組みを一言で言えば:
目に見える問題に目に見える形で取り組んでいる、
ということですね。
その結果問題は解決したか?
通行量は増えたか?
空き店舗は減ったか?
販促は効果が得られたか?
商店街は活性化に向かっているでしょうか?

言うまでもなく、ほとんど効果が上がっていません。
何度も紹介している読売新聞の記事を再掲しておきます。
二兆三千億という巨費を投じた商店街活性化、効果らしい効果が得られていない、という記事です。

どうしてこういうことが起きているのか?

活性化の取り組みでは、上で見たように、目の前で起きていること、見えている問題が・即ち解決すべき、解決出来る問題 と考えられています。通行量が減っている、という現実は何故起きているのか?ということは考えないまま、通行量減少➡通行量を増やそう、となるわけです。
しかし、それでは通行量が減った原因は解消されないので通行量増大策は成功しません。たまに成功しても本当の目的である「入店客・買い物客・回遊客の増加」は実現できません。

商店街で起きている「見える問題」にはその背後に「見えない問題」が隠れており、その問題を直視して解決しないと商店街を活性化することは出来ません。
通行量が減っているのは回遊客が減っているから、その原因は買い物目的の来街客が減っているから。減っている理由は、商店街以外に買い物行き先を決めている人が多いから。
このように考えてくると、商店街を活性化するには、個々の店舗、売り場が買い物行き先としての魅力を作り直すことが最優先で取り組まなければならない課題であることがあらためて確認されます。

どうすればお客に支持される売り場に変えることが出来るか?
個々のお店で頑張るように、というのがこれまでの考え方ですが、誰も経験したことの無い環境変化の最中のことですからなかなか難しい。
商店街の総力を挙げて取り組まないといけないのですが、まだ「目にみえる問題」レベルに止まってます。

これがいくら取り組んでも商店街が活性化出来ない「目に見えない原因」です。
ということで、本当の問題がわかれば後は解決に取り組むだけ、ですね

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