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商店街活性化の王道

 商店街活性化と言えば、なかなか実現できないのは目標を数値化し、コントロールしないからだ、という勧告があったので、
1.通行量の増大
2.空き店舗数の減少
3.販売額の増大
など、商店街に関係があり、数値がとれる事項を目標に掲げることになりました。

 その結果、何がどうなったかと言えば、
28年総務省行政評価
総 括:「中心市街地活性化基本計画は所期の効果が発現しているとみることは困難」
勧 告:中心市街地活性化施策を効果的に推進する観点から、
①効果発現のための取組を強力に実施 
②改めて目標達成が困難となっている原因の分析、改善方策を検討、実施
ということでしたが、それから一年半後、読売新聞の記事:
P1050483_20180321234401afd.jpg

 もはや、商店街活性化の目標として通行量の増大や空き店舗の減少を掲げ、数値化して実現を目指しても
1.数値目標を達成することができない
2.まれに達成できても活性化は実現されていない
という結果に終わっています。
このような取り組みでは広域で展開されている商業集積間競争の中で、商店街をもう一度「ショッピングの場」として構築する、という本来の目的に近づくことが出来ないことがはっきりしたのではないでしょうか。

 商店街を商業集積として再構築する、という目的を達成するためには、
1.モールを始め郊外型商業との棲み分け
2.その可能性の実証
3.既存店舗・空き店舗を活用したテナントミックス
4.商業集積としての再構築
という条件をクリアしなければならない。

 そのためには:
1.広域商圏で相対優位に立てるポジションをコンセプトに掲げ、
2.既存有志個店がコンセプトに基づいて業容転換、可能性を実証する
3.既存個店群の漸進的な業容転換の展開
4.空地空店舗を活用した店揃え・品揃えの最適化を追求する
という計画ー取り組みが不可欠です。
これがタウンマネジメント、商店街活性化の王道です。

 結局、この取り組みを棚上げして、もっぱら理論も技術も必要ない、シャッターの外側の事業でなんとかなるだろうという安易な考え、それを助長した商店街の要望に基づいて作られてた支援メニューが二兆三千億円と取り返しのつかない貴重な時間を空費させたわけですね。

 新年度はこういう不毛な取り組み、誰も喜んでいない・プラスになっていない取り組みを卒業、商業集積としてのい再生を目指す、個店御増収増益を実現する取り組みに大きく舵を切らなくちゃ。現在の組合活動が組合員から支持されていると思ったら大間違いですね。

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