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ショッピングモール見立ての商店街再生

 商店街再生とは商店街を商業集積としての持続可能性が危ぶまれる状況に陥っている商店街に適切な施策を講じて、商業集積としての持続可能性を再構築すること。

 この場合、前提になるのは、商店街を取りまく広域に於いて、「商業集積間競争」が激しく展開されていること。
商店街を再生するとは。商業集積間競争に参加し、そのなかで持続可能な商業集積として「集積性」を構築しなければならない、ということ。
すなわち、商店街を一個のショッピングモールのように見たてた「業種揃え・店揃えの最適化」に取り組まなければならない、ということです。

「ショッピング見立て」について説明します。

これは、旧中活法のスキームで提唱されている中心市街地=商店街活性化の方法です。
参照:中小企業庁『中心市街地8活性課対策の実務』
(旧中活法時代のマニュアルですが、以来、これ以上の参考書は出ていません。あまぞんで古書が販売されています。)

ショッピングモールとは:ショッピングセンターの一種。
典型的な携帯は「2核ワンモール」二つの大型店を専門店テナント群を配置したモールで結んだ形。
商業施設としての「コンセプト」を定め、そのコンセプトを核店舗・サブテナント群という「店揃え」で実現しています。
店揃え=テナントミックスですね。
集積間競争とは、テナントミックスの優劣を巡って争われる競争のことです。

商店街のモール見立てとは、自然生長的に形成されている商店街の店揃えから、モールのような「コンセプト主導の計画的商業集積へ転換していくこと」を意味します。
これが「商業集積としての再構築」です。
従って、空地空店舗の有効活用はもちろんですが、既存個店群も商店街のコンセプトを分担する業容に転換しなければならない。
そうしないとショッピングモール見立て、商業集積としての再構築にはなりません。
また、商店街が実現を目指すコンセプトも自分たちの好き勝手に選ぶことは出来ません。

商業集積には大別すると三つの種類があります。 

多くの都市及びその周辺には様々な商業集積・商業施設が立地していますが、それらを使い分けている消費奪い行動の側から見ると大きく三つに分けることが出来ます。

1.コンビニエンス対応型集積:毎日の生活に必要でその都度購買す るのが合理的な消費

2.コストコンシャスニーズ対応型集積: 価格や時間にシビアな消費

3.ラグジュアリィニーズ対応型集積: 自分らしく作って堪能したい生活分野の消費

  このうち、商店街が対応出来るのは、1若しくは3です。
大都市中心部の広域型商店街を除く「地域型・近隣型商店街」の場合、「商業集積としての再生」を願うなら、目標は「コンビニエンスニーズ+ラグジュアリィ」をターゲットにする商業集積を目指します。

核になるのはスーパーマーケット。
既存のコンビニエンスニーズ対応の個店群及び専門店群の業容転換で新しい商業集積として再生を目指す。これ以外に商店街の持続可能性を維持、再構築する方法は無いでしょう。

これが我々が新しく商店街再生の選択として提唱する「コミュニティモール」です。

すでに採用を検討し始めている商店街、自治体があることを報告しておきます。

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