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個店経営主義

チェーンストー理論のセントラルマネジメントに代わる「もの余り・店あまり時代」に不要不急・高度必需の商品を売る、という小売業にとって不可欠のアプローチです。

 業種業態、所属する商業集積などの「既成常識」にとらわれず、自店の経営資源と標的顧客の消費購買ニーズを最適に結び付ける「売り場」の構築―維持を目指す。裏付けとなるのは、問題解決論、商業理論などの一般理論と仮説―試行で作り上げる売り場づくりの技術。伝統的に継承されている立地別、業種業態別、の経営ノウハウとは全く異なるレベルで「売れる売り場」づくりの仮説―試行を導きます。

 消費購買行動は、行動圏内に新しい「売り場」が提供される度にそれをデスティネーションに加えて変化することが出来ます。
一方、既存個店には、立地・店舗面積、商品構成など、すぐには変えられない経営資源を持っています。

 個店経営の課題は、既存の経営資源を活用して変化する消費購買行動に対応すること。変化する消費購買行動のデスティネーションとしてその売り場を維持し続けることです。
消費購買行動の「受け皿」としての売買接点がリアル、バーチャルを問わず日々増えていく中で、既存の売り場をどう運用すれば「売り場」としての持続可能性を確立出来るか?
業種業態、リアル・バーチャルを問わず全ての小売業が直面しているこの課題に対して我々が提案している方法が「個店営経主義」です。

 既存の経営資源をどう活用すれば、顧客の変化する消費購買行動のデスティネーションとしての位置を確保し続けられるか? 
その解答が「個店経営主義」です。

 ところが、現在チェーン企業の中には、「地域密着」と称して店舗段階の裁量権を拡大することが個店経営だと錯覚しているケースが見られます。
「個店経営」は店舗段階で「仮説―試行」を日常的に行いますが、仮説の根拠には「商業理論」が装備されていることが不可欠です。これまでトップダウンで運営してきた店の歩を店長の裁量権を拡大すれば地域密着が実現するというものではありません。

特に心配されるのはセブンイレブンですがその話は次の機会に。

「個経営」については引き続き考えていきます。

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