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日南市油津商店街

 賞賛している記事がありました。
『仕掛け人はシャッター商店街を「再生」したわけではない』

何をしたかというと、空地空店舗を商店街=物販以外の用途に転用
した、ということです。
29の施設が新しくオープンしたそうですが、その結果、商店街はどうなったかと言えば:
『油津銀天街を歩く』

商店街に対するプラスの効果はこれからの課題のようです。

 取り組みは「テナントミックサポート事業」という名称で商店街の商業集積としての集積度合いを向上させて活性化を図る、という
趣旨だったようですが、実際に取り組んだら空地空店舗を利用して市外からの来訪者向けの施設や事務所、コミュニティ施設などが設置された、ということでこれまで多くの商店街で取り組まれて来た事業と同じ、従来の取り組み同様、既存商店街・個店の活性化には効果が得られていません。前例では数年後には新設施設自体が撤退すると言うケースも少なくありません。

レポートを書いたのは商業、商店街活性化について経験のない人だと思いますが、それにしてもこの段階で成功事例と持ち
上げるのは良くないですよね。

商店街を商業集積として持続させる、ということで言えば、空地空店舗を利用して食堂を作り、子育て施設を設置しても商店街としての吸引力が強化されることはありません。

 本当に商店街を活性化したい、そのための取り組みなら:

1.商店街の商業集積としてのコンセプトを決定する
  その内容は『コンビニエンスニーズ対応型商業集積』
2.核となるスーパーマーケットの売場の革新
3.スーパーが不在なら誘致する
4.コンビニエンスニーズの小売店・サービス業を中心に『売れる
  売り場づくり』を推進する。
5.取り組みを商店街全体に波及させていく

という取組が不可欠です。

油津商店街、本当に取り組みの成果を獲得したければ、あらためて上記のような方向で『商店街としてのテナントミックス』を実現しなければならない。

 このままでは早晩、せっかく誘致した店舗群も陳腐化してしまいます。善は急げ、です。

 本当に商店街を活性化したい、そのための取り組みなら:
「コンビニエンスモールプロジェクト」の採用がお勧めですが、ここまで調査研究の手がのびていることは無いでしょう。

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