FC2ブログ

今、大転轍のとき

転轍=(てんてつ:鉄道線路の分岐点に設置されている転轍機を切り替えて、列車の進行を他の線路に切り替える作業)
中心市街地・商業活性化の場合、新しいレールが用意されておらず、みずから方向と方法を定めて敷設しなければならない、という鉄道線路の転轍とは根本的に異なる条件がありますが。

 既存の『基本計画』に基づく取り組みの結果や先行事例の情報などから、「活性化の方向と方法」について、抜本的な再検討が必要だという機運が起こっています。
あまり既存の情報経路には乗らない取り組みですが。

 “これまでの取り組みは取り組み自体に問題があった、これをきちんと総括しない限り、新しい枠組みによる計画も間違いなく同じ轍を踏む”という問題意識のもと、転轍を試みようとする取り組みが始まっています。

 当サイト常連の皆さんと問題意識を共有される人たちが、それぞれ自分の都市で“取り組みの転轍・方向転換”を目指して困難なチャレンジを始めておられます。
基本計画の作成に先立って、あるいはそのプロセスのさなかにおいて、基本路線の大転換を提案し・実現する、という作業ですね。

 取り組みの主役である、三者(商店街・商工会議所・行政)揃って「待ってました!」とさっそく再スタートするところから、「何を言い出すんだ」と邪魔者扱いから始まるところまで、状況はケースバイケースです。

 ケースバイケースですが、共通していることが一つありまして、担当者さんが“従来の路線では活性化は出来ない”ということに揺るぎない確信を持っていること。
その根幹は、“商業の活性化は地元商業者の自助努力抜きでは実現できない”ということです。

 商業者有志は、路線の転換に大賛成。転換を主謀する人はこの支持を内的な頼りに、悪戦苦闘に挑むわけです。
有志さんもまた商店街内部では「何を言うか」と煙たがられていたりしますから、なかなか大変です。

 多くの都市では、転換の必要は自覚しつつも、以上については当初から見え見えですから、「転轍の提案」には二の足を踏まざるを得ない、という判断が先に立っています。
そうすると、もちろん、出来ることも出来なくなるわけでありまして、困ったことです。

 という状況にある皆さんへ。
直下のエントリーで提案している「SC対策の勉強会」を転轍機として利用する、ということは考えられませんか?

 “どうせうちのまちの商業者は・・・”というのは、日本全国どこででも聞かれる愚痴ですが、どこのまちの商業者であれ、「日々の営業活動の中から・これからの商売繁盛の方向と方法を導き出す」ということはできません。
日本全国の商店街・商業者に共通しているところ、なにもあなたのまちの商業者に限ったことではありません。

 「うちのまちの商業者は・・・」などと偉そうに講釈を垂れる暇があったら「取り組みの方向と方法」をて維持しな!

 方向と方法が分からなければ、リスクを取ることも出来ませんから、昨日と同じことを続ける、続けながら局面の変化を待つ、というのはあり得る選択肢ですからね。
それを「うちの商業者は・・・」と決め付けるのはいかがなものか。
信頼できないからと言って誰か他に信頼できる商業者が調達出来るんですか? 
あなたのまちの活性化を牽引するだけの力を持った商業者が?

 というわけで、中心市街地の商業を活性化する、というテーマを掲げたとたん、第一に依拠することになるのは、地元商業者の自助努力・もっと儲かるようにしたい・なりたい、という商業者の私利私欲です。
私利私欲に応えうる「方向と方法」を提案できるかどうか、というところに新・基本計画による取り組みの命運がかかっているわけで、新たな取り組みの提案は、私利私欲的琴線に触れるものでなければならない。
個人的な資産を賭けさせられる事業だと思えばあまりにも当然のことではないでしょうか。

 ということで、SC襲来をまたとない「転轍」の絶好の機会として活用することを提案するのが下記エントリーの勉強会です。
といわれても、いろいろ疑問がわき上がる人は、スレッドの書き込むか、個別にメールでどうぞ。
「大型SC襲来 商店街はこう対応せよ」

★関連記事の普及は、取り組み改革の第一歩、よろしくお願いします。
ブログランキング
 

コメントの投稿

非公開コメント

-
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ