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活性化施策は変わるだろうか

 商店街施策については、いろいろ【新しいあり方】などが検討されているようですが、
これまで実施された来た活性化施策と全く異なるレベルの施策、例えば今まで通りシャッターの外側で取り組む事業であることは従来同様だが、内容が一新され、取り組めばシャッターの内側に好影響が生じ、お客が入店し、買い物し、得意客になってくれる、という結果が起こるという施策は、まあ、あり得ないでしょう。
つまり活性化施策はこれまでとそんなに変わらないメニューで続くのではないか(続くとすれば、ですよ)。
そうすると、施策の効果を得るためには、商店街、個店の経営技術を改革しなければならない、ということになる。

 これまでの施策は、個店のシャッター内側・つまり売り場には問題は無い、という前提で通行量増大、空店舗活用といったメニューで取り組んで来たが、どっこい、売り場には活性化事業の成果を売り場の業績向上に結び付ける力が無かった、そういう売場を作る技術が商店街には無かった、と言うことですね。
このことが分かったことは大きな進歩です。

 活性化事業の成果がなぜ蓄積出来ないのか、その理由が分かったわけですから。これは個店にとってもいいことだと思います。活性化事業の成果を売り場の業績向上に結び付けたいなら売り場を変えなければならない、と言うことが分かったわけですから。
つまり、売り場を変えれば,活性化事業の成果が売り場まで入って来るという可能性があるわけです。

 特に売場の改革は方法さえ分かれば自分たちで出来ますからね。
問題はこのことを一日も早く商店街全体の課題として共有すること。
出来ますかね?
うちの売り場には全く問題は無い、という人はおそらく極めて少ないと思います。
圧倒的多数派は、売り場にも問題があるんだろうな、と思っているはず。だが、どこにどんな問題があるのか、具体的には分かっていない(分かっていればチャッチャと改善しているはず)。さらに。

 売り場を手直ししてもこんなに人通りが少なくちゃ意味がない・・、と言う気持もあったり。それやこれやで着手出来ていない売場の改革・売れる売り場への転換ですが、これを商店街活性化に直結する取り組みとして組織的に取り組む、というのがわれわれの提案です。
従来の商店街の常識では、個店の売り場の問題に組織として取り組む、というのはあり得ないことかも知れませんが、既に全国各地で何の問題も無く取り組まれ成果を挙げています。今度はあなたの街の番(^_^)

 業種業態不問、新規投資一切無し、計画無し、商品入れ替え無し、サービス水準現行通り、一切変更せずに売れる売場を作ります。目標:6ヶ月後の売上げ昨年同月比10%アップ。すごくないですか?
さらに一年後:20%アップ。品揃えの改善などは2年目から。
という取り組みが我々が提唱する「コミュニティモールプロジェクト」の中核事業【売れる売り場づくり】です。

 売り場を変えるプロセスで懸案の経営知識・技術は自然に変わっていく。
売り場づくりに取り組み始めると:商売の話が出来るようになる。
誰と?
1.家族
2.従業員さん
3.お客さん
4.取引先
そしてもちろん、
5.商店街の仲間
取り組んだ人の感想では,売上げがアップしたのも良かったが一番良かったのは夫婦で商売の話が出来るようになったこと、と。
売上げがアップしたから、ですけどね。
あるいは、事場独立小売商業者としてのプライドを取り戻した、湧いてきた、という人も多い。
そして何より、
自分の能力に自信が蘇る。これは大きいですね(^_^)

 商店街活性化界隈には同一施策は3年間、という不文律があるようで3年経つとメニューが変わります。そうするとこの40年間にどれだけの種類の活性化メニューが取り組まれて来たか、想像を絶しますね。
そしてそれがほぼほぼすべて効果を発揮出来ず蓄積出来ず,教訓すら残っていないというのはすごい話ですね。
余談ですが、今流行のまちゼミだって10年ほど前に、毎週金・土曜、夜7時から19時迄、一年間続けた商店街がありますからね。
(成果と教訓はちゃんと残っています)
全国の商店街で無数の施策メニューが取り組まれたが成果が残らなかった、と言うことは何を意味するのか>
これはもう、全国の商店街にほぼ共通する原因があるに違いない、と。
それは小売業全般に共通する経営技術【見よう見まね】です。

 小売業界は,どの業種業態でもごくごく少数の新企画開発者とそれに模倣追随する多数で成り立っています。各業種業態、今でも「真似と差別化」が経営の武器です。
ところが商店街及びそこに立地する各個店には模倣追随するに値する「成功事例」がありません(昔はありましたが)。
ここが重要なところ。真似る対象が無い、前人未踏の場所に立って何を頼りに経営を続けて行くのか?
これが商店街立地の多くの商業者各位が直面している課題です。

 あなたの経営は、何を頼りにしていますか?
伝統的な商店街商売=「同業成功店の模倣+差別化で同業他店との競争に勝つ」という勝利の方程式は、別業態、別集積との競争の武器にはなりません。通行量を増やしても空店舗を埋めても個店にはほとんど影響が無い。
さあ、どうする?

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