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孤立深まる商業者

商店街活性化の取組がスタートして40数年、取り組みの特徴は、
1.活性化に接近出来ない
2.プラス・マイナス双方とも教訓が蓄積されていない
3.取り組みの内外事情は厳しくなる一方
ということですね。
加えて、
個店の孤立が深刻化するばかり
ということがあります。これは大変なことです。
この点、任意組織、法人組織という差違はありません。
さらに言えば、組織の有無にも関係なく、商店街に立地する商業者―個店の孤立は日増しに深刻になっています。
活性化の取組はこの趨勢について『見て見ない振り』をしているのでは無いか?
中小小売商業者の協同の目的は、組織と資本力で大企業に対して不利な条件にある中小商業者が組合を結成、組織化と高度化資金など公的資金の活用によって事業機会を確保することとされていますが、集積間競争が常態化している今日では、これだけで事業機会を確保することは出来ません。
商業集積間競争とは、集積している売り場、テナントミックスの優劣、サービスミックス、施設環境の総合的な巡る競争ですから、現代における中小商業者の事業機会の確保は、「商業集積としての再構築」を実現しないと確保することが出来ません。活性化への支援は、組織化と資金に止まらず、それらを利用して「商業集積としての再構築」を目指す取組に対して行うことが必要です。
国は、『中心市街地の活性化に関する基本的な方針』において「中小小売商業者の競争力の根幹は、業種揃え・店揃えの最適化」としています。
すなわち、既存個店群の売場の改革改善、空地空店舗の活用などにより、商業集積としてのテナントミックスを充実させることが集積間競争時代の商店街活性化の方向と方法であることを示しています。
個店尾売場の改革:繁盛実現とテナントミックスの最適化:商業集積としての再構築が同時に進められない限り、商店街の活性化ウェ尾実現することは出来ません。商店街組織が取り組む各種の販売促進事業が個店の業績向上に結びつくこともありません。
商店街ぐるみで取り組むテナントミックスの最適化、この事業無くして商業者の協同が商業集積間競争の武器となり、各個店の業績向上に直結する、即ち個店の孤立状態が改善されることはありません。
商店街のリーダーの使命は、商業集積としての再構築の方向と方法を獲得し、それを武器に商店街の現状から活性化への道を明らかにして組織としての活動をその方向に大きく転換することです。
この取り組みは従来の活動の範囲を大きく超えるもの、商店街固有の力だけは実現することは出来ないと思います。
ご承知のとおり、我々は『コミュニティモールプロジェクト』としてその進むべき道を提案しています。
他に我々の提案に匹敵するものはありません。
「商店街活性化」の冠をかぶせられた事業が続く間も着実に進む各個店の孤立化、これを阻むことが出来るのは「商業集積としての再生」の取り組み以外に無いことを確認していただきたい。

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