コンセプト主導の商店街再生

中心市街地活性化基本計画には、各種事業を一体的に推進して実現する目標が定められています。
目標の一つは、「経済活力の向上」のための目標です。
何を目標にすれば「経済活力の向上」を実現して行く目標としてふさわしいのか?
難しい問題です。

「経済活力の向上」が活性化の目的になったのは、中活法の改正から。以前の目的は「商業等の活性化」でした。
目的の文言は変わりましたが、中心市街地の特性、経済活力の向上ための事業の内容(基本方針第七章)、補助事業のメニューなどを見ますと、現在でも「中心市街地所在の商業等の活性化」が主な目標であることは変わりません。
このことはあらためて確認しておきたいと思います。

 「経済活力の向上」を実現するための取り組みの目標として何を掲げるべきか?
ここで間違うと活性化は実現できません。
好く「戦略の間違いを戦術・作戦で補うことは出来ない」と言われますが、目的の場合はさらに根本的であり、目的を間違えるとどんなに素晴らしい戦略・事業を組み立てても根本的な問題解決は出来ません。

目的をどうたてるか?
商店街活性化のように何十年も取り組んで来たのに成果が得られていない問題の場合、目的をどう立てるかは、きわめて深刻な問題です。
ひと頃、中心市街地を活性化出来ないのは目標が数値化されていないからだ、という反省がありまして一斉に数値化することになりました。数値化するには数値化できる目標を立てなければならない。「通行量の増大」や「空店舗の減少」「売り上げの増加」などの数値目標が掲げられましたが、二つのレベルで間違っていました。

f一つは、これらの目標が中心市街地活性化の目的を達成する取り組みの目標になり得るのか、と言うこと。
二つには、目標になり得るとして、その目標を数値化して実現を目指す、その結果目標が達成される、という数値をどのような方法で設定すから、ということ。
基本計画作成の実務では、目標達成へのアプローチとして適切な数値では無く、取り組める事業の結果として実現可能を思われる数値が設定するケースが多かったようです。

 その結果はどうだったか?
数値目標を達成した都市も達成出来なかったところも、共通して活性化実現への効果は得られなかった、と言うことですね。
その原因はどこにあるのか?
私は目的の設定が間違っていたからだと思います。
目的設定を間違い、目標設置を間違えた結果、間違えて立てた目的・目標も達成できなかった、と言うことです。
上記の目標は、直接経済活力の向上を実現していく取り組みの目的・目標にはなりませんが、目的・目標と深い関係があることは間違い有りません。
関係はあるが、直接の目標に出来ないことを目標に取り組んでも活性化は実現出来無いばかりか、その目標すら達成出来ない、とうことが全国的に起こっているわけです。

では経済活力の向上こと商業等の活性化を実現するための総合的な取り組みの最上位目的はなんであるべきか?
という問題があるわけです。
この目的=中心市街地の商業の持続可能性を再構築する、という目的を達成するための「一体的推進の目標」はなんであるべきか? この目標は恣意的に決定するわけにはいきません。

商業等の活性化つまりは中心市街地所在の商店街等の商業集積としての持続可能性を再構築すする、という目的は、言葉を換えれば、広域で展開されている集積間競争の真っ只中に、適切なポジションを確保する、と言うことです。
そのためにはどのような商業集積としての構築を目指すべきか?
これが各種事業を一体的に推進して実現すべき目標、もちろん目標である以上、取り組みをmじちけるレベルまで具体化して島差なければならない.それが中心市街地の商業街区が実現を目指すべきコンセプトです。
コンセプト=商業集積の地域社会から見た存在目的、機能です。
(続)


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