商店街活性化の現状が示す社会的病理の存在

 昨日の続きです。

※「社会的病理」とは、社会に起きている異常な状態のこと。放置しておくと次第に悪化し回復不能な状態に陥るかも知れないと危ぶまれる状態のことです。

 商店街活性化の現状は、まさしく「社会病理」そのものですね。
なにしろ40数年間取り組んで来て、いまだに基本中の基本である「3つの基本的問題」が解明されていないのですから。
さらには解明が必要だという合意すら存在しない、学識経験者による提案も無い、という状況です。

 折しも中企庁では「商店街政策の新たな在り方検討会」を設置、学識経験者などを招聘して「限定条件なし」で政策を検討しているところですが、公表されている議事録や中間まとめを見る限り、「基本三問」的問題へのアプローチはほとんど見られません。
「基本三問」への解答を持たないまま、商店街政策」を検討、提案すると言うことでしょうか。

 「商店街活性化への道」あることはあるのですが、これから歩くには強力な外部からの支援指導が不可欠です。
しかし、会税全体が社会病理に冒されていますから、適切な指導者を獲得することは不可能だと思います。
主体の状況から判断すれば、中心市街地―商店街活性化はもはや不可能でしょうね。
従来通り、弥縫策を加上していってその先はどうなるのか。

 もっと心配なのは、この病理をもたらしているのが各都市の問題解決能力の不備不足では無く、コンサルティング、プラニングなどを業務とするシンクタンクやコンサルタントがその先頭に立っていること。
地方創生やヒトづくりやらかけ声は変わりますが、その取組を支援指導する面子は変わらない。

 先が見えている地方都市の持続可能性。

 中で、チャンと取り組んでいる事例があってもモデルには出来ません。
成功事例が間近に確認出来てはじめて、「そうか、そうだったのか」と思い当たっても時既に遅し。

 我が国の病理とは、社会的否問題解決、計画作成に必要な基本知識が欠けていること。
「基本三問」の解答が未だに存在しないのは、このことの現れです。


 

コメントの投稿

非公開コメント

有限会社クオールエイド
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ