「小売業パラダイム」の転換

 商店街活性化のパラダイム。
商業集積としての商店街の空洞化の現状を理解し、問題を発見し、解決策を考え、計画的に実施していく、一連の行動の基礎となる知識の体系を「小売業のパラダイム」と呼ぶことにします。
「商店街活性化という問題を理解する知識の枠組」。
 現在広域商圏に展開している多種多様な商業施設・集積を説明する理論体系。
定義された専門用語相互の関係として小売業を説明する理論が不可欠です。

  商店街を活性化したい、と考えたとたん、モールをはじめ郊外型商業との消費購買行動における位置関係をどう考えるか、と言うことが不可避の課題になります。
 この問題に適切に答え、活性化の方向と方法を定めるには、小売業を理解する理論体系が必要であり、そこでは使用される専門用賀がそれぞれの関係をふくめmきちんと定置されていることが必要です。

 専門用語はきちんと定義されてパラダイムに位置づけられて初めて本物の専門用語です。
現在商店街活性化で用いられているのは、都市の商業機能が「商店街と大型量販店」位しか無かった当時の常識のままだと思います。だから「商業集積」とか、「ショッピングモール」といった商店街活性化を考える上で不可欠の存在を理解するために必要な知識がありません。

 時代遅れになっている理論、専門用語で問題を考えていたのでは正しい解答に辿り着くことが出来ません。
正しい解答が無ければ、活性化を実現することが出来ません。

 今現在、多くの商店街活性化が行き詰まっているのは、活性化を考えるときの基本となる用語―理論が、過去の常識のままであり、きちんと整理された理論になっていないことが大きな要因だと思います。

  パラダイムを整備すること、この問題に取り組むべきは学識経験者の皆さんですが、取り組まれている様子は見えません。
商店街―中心市街地活性化を導いているのは、広域・商業集積間競争が存在しなかった「古きよき時代」の常識、これで状況を観察し、判断していては,広域・集積間競争の最中に商店街を活性化する方法と方向を発見することは難しい。

 難しいからと言って放置しておけば、商店街の前途は暗くなる一方ですが、何をどうしたら良いのか、パラダイムの転換は大仕事ですからね・・・。

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